震災風化防止イベントを開催しました

当館は11月6日(土)、東日本大震災の記憶の風化防止に向けたイベント「あの日からの経験をふくしまの未来へ」を開催しました。俳優で、あったかふくしま観光交流大使の辰巳郎さんと高村昇館長によるトークセッション、防災体験などを催しました。

トークセッションで辰巳さんと高村館長は、3・11の経験とこれからの地域づくりについて語り合いました。

辰巳さんは「そこに行かないと食べられない、見られないものをどうつくるか。東日本大震災・原子力災害伝承館は日本に一つしかない。もっとたくさんの人が見に来るべきだと思う」と話していました。その上で、「日本のワインを愛する会」会長や日本ソムリエ協会名誉ソムリエとしての知識を生かし「ワインを通じて福島を応援するバスツアー企画を必ず行いたい」との構想を明かしました。

高村館長は「コロナ禍が収束したら、国内外からもっと来館してほしい。複合災害への備えをするための情報を日本だけでなく、世界中に発信したい」と語りました。

このほか、当日の模様を写真で紹介します。