日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定公表について

内閣府(防災担当)は12月21日、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定を公表しました。日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震対策検討ワーキンググループ : 防災情報のページ – 内閣府 (bousai.go.jp)

報道発表資料によりますと、建物倒壊、津波などにより、死者数は日本海溝モデルで約19万9千人、千島海溝モデルで約10万人に上るという推計です。

今回の被害想定は、東日本大震災や、阪神・淡路大震災の被災状況をもとに算定。震災の教訓を踏まえ「何としても命を守る」ことを主眼に、防災対策を検討するために想定したとのことです。

災害から一人でも多くの命が救われるためには、一人一人が過去の震災や今後発生するかもしれない大災害を「自分ごと」として考えることが大切です。

今回の内閣府の公表資料を、災害正しく恐れ、防災意識を高める契機とし、犠牲者をなくす取り組みをともに考えていきませんか。