福岡県立福岡高等学校がホープツーリズムの一環で伝承館へ来館されました。
福岡県立福岡高等学校の2年生約400名が修学旅行で福島県を訪れ、3班に分かれたうちの1組目約120名の生徒が3日、伝承館へ来館されました。同校は福島相双復興推進機構の誘致により、震災の教訓を実際に見聞きして学ぶ「ホープツーリズム」として本県を訪れたもので、住民の避難について語り部から話を聞いたり、バスでJR双葉駅の周辺や浪江町の沿岸部に移動して復興途上の地区を巡回する等、東日本大震災と原発事故から間もなく10年を迎える福島の浜通りの現状を学びました。Jヴィレッジ(楢葉町)内のホテルに交代で宿泊し、5日も2組目約100名が来館されましたが、修学旅行の団体が相双地域に宿泊したのは震災前後を通じて初めてのことです。