来館者10万人突破しました
当館の来館者が3月14日、10万人を突破しました。国内外から来館された大勢の皆様に感謝申し上げます。
10万人目となったのは、千葉県印西市の中里さんご一家6人です。
新型コロナウイルスの影響でこの2年間は旅行を控えていましたが、お子さんの就職や卒業を機に東北地方を旅しています。東日本大震災当時、0歳だった一番年下のお子さんも、今は小学5年生。地震、津波、原子力災害で何が起きたのかを見せたい、との思いで当館を訪れたとのことです。
中里さん夫妻は「車から見える家はあっても人が住んでいなかったり、工事車両が行き交う様子を見て、まだまだ復興には時間がかかると感じました」や、「千葉県にいるとニュースを見ているだけではわからないことも多いので、足を運んでよかったです」と話していました。
小林孝副館長が、いずれも館内で販売している伝承館オリジナルシャツ、防災対策ボトル5点セット、伝承館ガイドブック、伝承館オリジナルクリアファイル、絵本を贈りました。
小林副館長は「未曽有の複合災害を風化させずに伝えていくという姿勢に共感される人がたくさんいると実感しています。今後も多くの方に来ていただけるよう努めてまいります」と話しています。
東日本大震災・原子力災害伝承館は2020年9月20日、福島県双葉町中野地区に開館しました。