大熊町パネル展始まる
大熊町の帰還困難区域に設定された特定復興再生拠点区域の避難指示が6月30日に解除されました。帰還困難区域で、住民の居住に向けた避難指示解除が実現したのは葛尾村に続き2例目、原発立地町では初めてです。
大熊町の帰還困難区域に設定された特定復興再生拠点区域の避難指示が6月30日に解除されました。帰還困難区域で、住民の居住に向けた避難指示解除が実現したのは葛尾村に続き2例目、原発立地町では初めてです。
この投稿をInstagramで見る
この大きな節目に合わせ、2022年8月12日(金)から、当館1階エントランスホールで、大熊町パネル展を開催しています。町のこれまでの歩みを写真や解説パネルで紹介しています。
このうち、JR大野駅前通りの変化を伝える写真パネルでは、バリケード撤去前と撤去後を比較できます。除染や建物の解体を終え、様変わりした街並みが一目でわかります。
展示内容の詳細は以下のとおりです。
※開催中の葛尾村パネル展と共通するものもあります
(1)大熊・葛尾共通展示
・特定復興再生拠点区域等の用語解説
・各町村の所在地を示す地図
・避難指示区域の概念図
・モニター映像(葛尾村の特定復興再生拠点区域の避難指示解除時の様子や、大熊町のパトロール出動式、駅前通りの現状)
(2)大熊町パネル
・特定復興再生拠点避難指示解除時(令和4年6月30日)の町長あいさつ
・震災前の人口、名産、町の特徴を示した資料
・地震等の被害状況、避難状況
・中間貯蔵施設建設までの経緯
・大川原、中屋敷地区の避難指示解除
・特定復興再生拠点区域の避難指示解除の範囲
・バリケード撤去前と撤去後の様子(立入規制緩和時)
・震災前と現在の駅前通りの様子
・避難指示解除当日のパトロール出動式
・現在の大熊町の様子(居住者数や産業など)
・大川原地区の町役場周辺の様子