双葉町パネル展、9月17日から開催 震災から11年半…「帰町」までの軌跡を紹介
東日本大震災・原子力災害伝承館は令和4年9月17日(土)から当館1階エントランスホールで双葉町パネル展を開催します。
8月30日に町内の特定復興再生拠点区域の避難指示が解除されました。震災から11年半が経過する中で、ようやく町内に役場機能が戻り、初めて住民の居住が可能となりました。
この大きな節目に合わせ、双葉町の「長期避難」、「復興への取り組み」、「特定復興再生拠点区域の避難指示解除」を中心にこれまでの町の歩みを展示します。
1 基本情報
(1)展示名:東日本大震災・原子力災害伝承館 双葉町パネル展
(2)期間:令和4年9月17日(土)~当面の間
時間:午前9時~午後5時(火曜休館)
2 展示概要 ※開催中の大熊町パネル展と共通するものもあります
(1)双葉町パネル
【長期避難】
・役場機能の変遷図
・県外避難 役場ごと埼玉県に避難/旧騎西高校避難所での生活や閉鎖まで
・県内避難 リステル猪苗代へ/いわき市への役場の県内帰還
【復興への取り組み】
・中野地区復興産業拠点の先行整備
・常磐双葉ICの新設/JR常磐線の全線開通、双葉駅の再開
・長崎大学による復興支援
・双葉ダルマと双葉町ダルマ市の変遷
【特定復興再生拠点区域の避難指示解除】
・解除範囲
・双葉町役場開庁式
・避難指示解除時のイベントやパトロール出動式の様子
・双葉駅東口周辺や西口周辺の変化
(2)双葉・大熊共通展示
・特定復興再生拠点区域などの用語解説
・双葉町、大熊町の場所を示す地図
・避難指示区域の概念図
・モニター映像(解除当日の様子など)