東日本大震災・原子力災害伝承館は令和５年７月８日（土）から、

飯舘村の特定復興再生拠点区域の避難指示解除を踏まえ、パネル展を開催します。

 飯舘村パネル展
飯舘村は東京電力福島第一原発から大部分が３０キロ以上離れているものの、全域が計
画的避難区域となり、全村避難を決断した自治体です。令和５年５月１日に飯舘村の特定
復興再生拠点区域の避難指示が解除され、帰還困難区域の住民が再び居住できるようにな
りました。拠点区域外の長泥曲田公園の避難指示も併せて解除となり、初めて復興拠点外
の解除を実現しました。この機会をとらえ、村の震災当時から現在までの復興に向けた歩
みをパネルで紹介します。

写真説明：長泥地区に通じる国道３９９号のゲート。５月１日の避難指示解除により開放された。

（１）名称：東日本大震災・原子力災害伝承館 飯舘村パネル展
（２）期間：令和５年７月８日（土）～当面の間。火曜休館
時間：午前９時～午後５時 場所：伝承館１階エントランスホール
料金：パネル展見学は無料（常設展示見学は入館料が必要）
来館者のお問い合わせ先：電話０２４０－２３－４４０２
（３）展示概要（１４枚展示予定）
・震災前の人口、村の特徴を示した資料
・震災後の復興年表、地震による被害状況、原発事故による避難状況、避難者数の推移
・道の駅「までい館」の開所
・長泥地区の除染土の再利用、特定復興再生拠点区域の避難指示解除の範囲
・避難指示解除当日の様子、現在の飯舘村の様子（居住者数、伝統、教育、農業）

来館者のお問い合わせ先：電話０２４０－２３－４４０２