開館3周年を迎えました
東日本大震災・原子力災害伝承館は9月20日、開館3周年を迎えました。これまで約22万人を超える方々が来館されました。皆様に、心より御礼申し上げます。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波、東京電力福島第一原子力発電所事故。地震、津波、原子力災害という未曽有(みぞう)の複合災害の影響は今も続いています。津波被災地に設定された災害危険区域では居住を制限され、原発の廃炉は終わりが見えません。帰還困難区域は7市町村にあり、約2万7千人が古里からの避難を余儀なくされています。
過去の震災や災害を知ることが、将来の防災につながります。当館は今後も、福島県の被災の実情や、県民の記憶、復興に向けた歩みについて国内外に発信し、防災・減災の教訓を後世に伝え続けてまいります。