企画展「長期避難と祭り~伝統文化がつなぐ地域住民の絆」開催
令和6(2024)年12月21日(土)から今年3月24日(月)まで開催していた後期企画展「長期避難と祭り~伝統文化がつなぐ地域住民の絆」について、好評につき、4月2日から再開いたしました。引き続き、当館企画展示室を会場にしておりますが、入口が変更されているのでご注意ください。
【目的】
震災と東京電力福島第一原発事故により、住民が散り散りに避難したことで、失われてしまった文化があります。今回の企画展では、被災した文化の一例として祭祀に着目し、双葉郡8町村と飯舘村の25の団体に取材しました。
「先祖代々受け継いできた伝統を、自分たちの代で途切れさせるわけにはいかない」
団体代表者へのインタビューで、こうした危機感と伝統を守る意思のこもった言葉を何度も耳にしました。被災地で民俗芸能の復活に取り組み、住民の絆をつなぎ、未来へ継承する方法を模索する人々の思いを、展示を通じて伝えます。
【展示内容】
・パネル① 町村ごとの地図・年表
町村の主な民俗芸能を紹介するとともに、震災後の自治体の動きと芸能団体の復活や活動の記録を年表にまとめました。
・パネル② 25団体ごとの概要と代表者へのインタビュー
神楽などの躍動感ある写真に加え、各団体代表の伝統芸能に対する熱意、継承に込めた思いを紹介します。
・実物
各団体が祭りの際に使用する獅子頭や衣装などの実物を約20点展示します。9町村の伝統芸能が一堂に会する、にぎやかな展示となります。獅子頭や衣装の地域ごとの違いなどを比較しながらご覧いただけます。
・動画
9町村ごとのモニターを設置します。震災後、避難先や故郷で活動を復活させた団体だけでなく、現在は休止を余儀なくされている団体の民俗芸能等の映像も見ることができます。
【概要】
主 催:(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構 東日本大震災・原子力災害伝承館
事業名:後期企画展「長期避難と祭り~伝統文化がつなぐ地域住民の絆~」
会 場:東日本大震災・原子力災害伝承館2階企画展示室
期 間:①令和6年12月21日(土)~令和7年3月24日(月)
②令和7年4月2日(水)~令和7年8月17日(日)※延長再開
時 間:午前9時~午後5時(最終入館午後4時30分)
休館日:火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
※4月29日(火・祝)、5月6日(火・祝)は開館します
料 金:常設展示室の入館料(一般600円、小中高300円)でご覧いただけます。
来館者のお問い合わせ:0240-23-4402(代表)
【企画展関連イベント】※下記イベントは終了しました
事業名:ふたば・いいたて民俗芸能大集合!
開催日:令和7年2月22日(土)、23日(日)
時 間:午前11時~午後2時(予定)
場 所:伝承館1階エントランスホール
内 容:十数団体(調整中)が民俗芸能等を披露します。実演のほか、子ども神輿(みこし)や巨大うちわ(避難中に作られたもの)の展示などを予定しています。