フランスでの展示、講演、交流について紹介します
伝承館初となる海外展示をフランス・モンベリアール市の科学博物館「Pavillion de Science(サイエンスパビリオン)」で行っています。その模様をお知らせします。
フランス東部にあるベルフォール・モンベリアール工科大学にて、12月13日午後(現地時間)、高村館長が講演しました。その後、瀬戸学芸員の講演、語り部2名がそれぞれの体験を語り、このうち1名は英語で行いました。約30名の大学生はとても熱心に聞いていました。なお、海外での語り部も初の試みです。
公式の開会式に先立ち、完成した展示を視察しました。当館所有の地震、津波、原発事故に関する写真などが展示されています。
モンベリアール都市圏共同体のシャルル・ドムージュ会長を表敬訪問しました。ドムージュ会長は展示の実現にもご協力いただきました。和気あいあいとした雰囲気の中、福島の現在の様子や展示についてお話しすることができました。
モンベリアール市のマリー・ノエル・ビギネ市長を表敬訪問しました。会場には「こんにちは」「ようこそ」と日本語とフランス語による歓迎のメッセージがあちこちに掲示されていました。市長のほか、副市長や関係者が大勢来場していました。マリー・ノエル・ビギネ市長と当館高村館長の挨拶の後、市から訪問団一行へプレゼントが手渡されました。2時間ほどでしたが、モンベリアール市との交流はとても有意義なものになりました。