EXHIBITION展示

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当館は東日本大震災と原子力災害について、発災前の地域像を示す資料、発災当時およびその後の避難生活を示す資料などを約29万点収蔵しており、このうち約200点を常設展示室に展示しています。
地震、津波、原発事故の被害を伝える実物資料や証言映像に加え、タッチパネル、模型などもあり、未曽有の複合災害に理解を深めることができます。


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よくある質問FAQ

Q

見学所要時間はどのくらいですか?

A
  • ・1時間程度です。詳細は展示をご覧ください。
  • ・展示に加えて、語り部講話を1日4回(10:00、11:15、13:15、14:30)、各回40分実施しています。各回先着27席です。
    団体向けの研修語り部講話もございます。詳細は語り部をご覧ください。
Q

館内での撮影は自由ですか?

A
  • ・現物資料、壁面等の説明資料は撮影可能です。
  • ・映像(動画)資料の撮影等はご遠慮ください。
  • ・語り部についてはスタッフにお尋ねください。
  • ・資料保護のためフラッシュ撮影はご遠慮ください。
  • ・撮影したものは個人利用のみとし、商用利用を禁止します。
  • ・展示スペースでのZoomやYouTubeなどを活用したライブ配信や長時間の撮影は禁止いたします。

館内見学に関する質問は
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展示ブースexhibition booth

01

プロローグ
(導入シアター)

展示の導入となる映像を7面の大型スクリーンに映します。福島県出身の俳優、西田敏行さんがナレーションを務め、原発の建設から地震、津波、原発事故の発生と住民避難、復興や廃炉について、実際の映像やアニメーションを交えて語ります。

02

災害の始まり

震災前の暮らしから地震と津波、原発事故発生までを時系列で知ることができます。発災前については福島県相双地域の文化や生活、原発との関わりを伝えます。発災後については津波の威力を物語る実物資料、原発事故の原因を解説する映像、事故直後の東京電力福島第一原発を再現した模型を展示しています。

03

原子力発電所
事故直後の対応

原発事故発生直後の混乱や避難先を転々とした生活の過酷さ、国内外の反応と支援について伝えます。発災から一週間の実像などを伝える大画面の映像や、入院患者らの過酷な避難を伝える展示物により、当時の緊迫した状況を知ることができます。

04

県民の想い

原発事故によって奪われた平穏な暮らしについて、様々な県民の想いを自分事として感じることができます。 「家族や地域生活との別れ・変化」や「楽しかった学校生活・突然の別れ」など大きく4つの内容に分け、証言映像と思い出の品々の展示を組み合わせて伝えます。

05

長期化する
原子力災害の影響

長期化している原子力災害の影響について学ぶことができます。原発事故で飛散した放射性物質を取り除く「除染」、風評払拭、長期避難および健康に関する取り組みなど、視覚的に理解できる資料や専門家の解説映像などを展示しています。

06

復興への挑戦

困難を乗り越え復興に挑戦する福島県の姿を紹介しています。福島第一原発で進めている廃炉作業の解説、理想のまちをつくる「まちづくりシミュレーター」、災害対応ロボット「MISORA」の展示などがあります。

屋外展示

屋外には津波被害によりほとんど原型をとどめていない消防車が展示されています。当館敷地近くで発見されました。変形具合から津波の威力を想像できます。また、原発事故前に双葉町内に設置されていた原子力広報標語の文字パネルの実物大レプリカも展示しています。