水空合体のドローン試験
■ 実施日:2023年12月6.7.8.日/2024年1月25.26日/2月15.16日
■ 実施者:㈱プロドローン
■ 使用施設:水没市街地フィールド・屋内水槽試験棟
【試験内容】水没市街地フィールド、屋内水槽(大・小)を使った機体試験の実施
【実施結果と今後の展望】
近年、養殖場や定置網などの水産業、防潮堤、橋脚などの老朽化に伴う水域インフラの維持管理、洋上風力や洋上太陽光発電等の洋上自然エネルギーの活用等、水域インフラの管理はより重要なテーマとなってきています。
水空合体ドローンは、モバイル通信で遠隔からドローンを制御し、陸から空中ドローンが点検ポイントまで移動し、水中ドローンを自動潜航させることで、船を出さずに、より安全、短時間、低コストで水中インフラ等の点検を可能とするものです。
株式会社プロドローンは、令和5年度地域復興実用化開発等促進事業費補助金の支援を受け、本機体の商用化を目指し開発を行いました。
水没市街地フィールド、屋内水槽棟(大水槽)、屋内水槽棟(小水槽)を使った機体試験では、空中ドローンと水中ドローンのそれぞれをテストし、商用化に向けた確かな手ごたえを感じました。
【写真】