概要

福島ロボットテストフィールドでは、ドローン・ロボットの開発実証や訓練に資する性能評価手順等の調査に取り組み、その成果を順次公表しております。

成果

令和2年度

〇福島ロボットテストフィールドを活用した無人航空機利活用事業者認定とパブリックセーフティのあり方に関する調査事業

令和2年度の令和2年12月8日~令和3年3月8日にかけて、「福島ロボットテストフィールドおよび広域飛行空域における無人航空機性能評価手順の施行」事業を実施しました。
この事業では、以下の資料を作成いたしました。

  1. 「プラント点検分野におけるドローンの安全な運用方法に関する実務マニュアル」
  2. 「プラント点検分野におけるドローンの安全な運用方法に関するチェックリスト」
  3. 「ドローンを用いたプラント点検事業者教育カリキュラム」

今回作成した上記の3つの資料はプラントにおけるドローンの利活用を加速させることを狙いとして、総務省消防庁、厚生労働省および経済産業省が連名で発表したプラント点検分野におけるドローンの運用ガイドラインの内容に則し、プラントにおいてドローンを運用する際の実務に即した実践的な留意点を整理しています。

ブランドにおける無人航空機運用に係るルール等の体系図

資料ダウンロード
文書番号 名称
RTF-GL-0001 プラント点検分野におけるドローンの安全な運用方法に関する実務マニュアル (pdf 815KB)
RTF-CL-0001 プラント点検分野におけるドローンの安全な運用方法に関するチェックリスト (pdf 549KB)
RTF-EC-0001 ドローンを用いたプラント点検事業者教育カリキュラム (pdf 899KB)

※本成果資料の営利目的での無断使用を禁止します。
※本成果資料の改訂版はこちらで公開しています。

関連リンク

以上

令和元年度

〇福島ロボットテストフィールドおよび広域飛行空域における無人航空機性能評価手順の試行事業

令和2年度の令和2年12月8日~令和3年3月8日にかけて、「福島ロボットテストフィールドおよび広域飛行空域における無人航空機性能評価手順の施行」事業を実施しました。
この事業は一般社団法人日本産業用無人航空機工業会(会長:阪口晃敏)に委託し、福島ロボットテストフィールド(以下、「RTF」という。)を活用した無人航空機の開発・試験基盤の構築を目的としています。具体的には、RTFの風洞試験装置で定常風を発生させ、その風路内でドローンを釣合飛行させて消費電力を計測し、航続時間を推定する試験を行いました。
この事業の成果報告書は下記よりご参照ください。

令和2年度「無人航空機性能評価手順の試行(風洞試験装置を使用したペイロード ー 飛行時間性能試験)」成果報告書(PDF/2,789KB)

イノベ機構は今後、この事業成果に基づき、無人航空機の試験・開発の拠点としてのRTFの機能強化を進めて参ります。
現在、令和2年12月にRTFに導入されたドローンアナライザーと風洞試験装置の組み合わせにより、風環境下での無人航空機の飛行を模した無人航空機の性能評価手法も検討中です。

お問合せ先

福島ロボットテストフィールド 技術企画課
TEL:0244-25-2478
E-mail:robot4@fipo.or.jp