超小型人工衛星用ロケット「ZERO」のフェアリング分離放てき試験
■実施日 : 2023年2月
■実施者 : インターステラテクノロジズ株式会社
■使用施設: 屋内試験場
【試験内容】
インターステラテクノロジズ㈱が開発を進める超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」のフェアリング分離放てき試験を行いました。
フェアリングは、ロケット先端部に搭載された人工衛星などを覆って保護するカバーで、上空で十分空気が薄くなった後に左右2つに分かれて切り離されます。
サイズは、高さ3.6m、直径1.7mの円筒型で、素材には軽くて強度の高いCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が採用されています。
この試験ではフェアリングが設計通りに分離し、機体から離脱するかを確認しました。
同社は今後も同規模の大型試験を複数計画しており、今回試験で得られた経験をもとに、今後の開発試験も着実に進める予定です。