令和4年度東北管区広域緊急援助隊合同訓練(北海道警察、東北管区内各県警察)

■実施日:2022年11月30日
■実施者: 東北6県の広域緊急援助隊や陸上自衛隊、消防、災害派遣医療チーム
■使用施設:ヘリポート、瓦礫土砂崩落フィールド、水没市街地フィールド、市街地フィールド、試験用橋梁、試験用トンネル、屋内試験場

 

東北6県の広域緊急援助隊や陸上自衛隊、消防、災害派遣医療チームなど、計約450人が参加した東北管区広域緊急援助隊合同訓練が行われました。

 

【訓練内容】

訓練は県内で激しい雨が降った後、最大震度6強の地震が発生、河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が同時に多数発生したと想定して実施されました。

現地指揮本部を設置し、情報共有しながら橋脚からの落下、倒壊建物、土砂埋没家屋、土砂埋没車両、水没家屋からの救出救助が行われました。

また、手信号での交通整理や多数の遺体検視などの訓練も実施され、万一の事態に備えた実践的な訓練になりました。

 

【実施者からのコメント】

災害現場を再現した福島ロボットテストフィールドを使用したことで、実際の災害現場をより一層イメージできる訓練となり、訓練効果の向上に繫げられた。

災害はいつ起こるか分からないため、日々訓練に励むと共に、東日本大震災時の教訓を踏まえ、一体感を持ち、的確に対応していく。

写真左から
土砂埋没車両からの救出救助
水没家屋からの救出救助
手信号による交通整理
多数遺体検視