「安全確保措置検討のための無人航空機の運航リスク評価ガイドライン」を発行しました。
公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 福島ロボットテストフィールド(以下「RTF」)は、東京大学、JUAV、JUIDA、JUTM、全日本航空事業連合会、国土交通省航空局の協力のもと、「安全確保措置検討のための無人航空機の運航リスク評価ガイドライン」を作成しました。
本ガイドラインは、RTF(敷地外を含む)における無人航空機の安全な飛行実証とレベル4飛行に必要とされる「安全な運航体制の構築」を支援することを狙いとして、無人航空機の全ての運航において適用可能な、飛行エリアにおける無人航空機と人との衝突リスクである「地上リスク」と無人航空機と有人航空機の衝突リスクである「空中リスク」の評価手法及び必要な安全確保措置を、JARUS(Joint Authorities for Rulemaking of Unmanned System)が発行しているリスク評価手法である“SORA”(Specific Operation Risk Assessment)を参考にし、日本の制度との整合を図ってまとめたものです。
※JARUS:米国や日本を含む63カ国の航空当局及び欧州航空安全機関(EASA)やEUROCONTROLなど、世界中の航空規制に関する専門家のグループ。
※SORA:JARUSが開発した、無人航空機システム(UAS)の運航に係わるリスクを評価するための方法論を示したもの。欧州では主に中程度のリスクを持つSpecificカテゴリーの運航の評価に用いられている。
本ガイドラインは、RTFのホームページにて公開しています。
下記のURLよりご参照ください。