イノベ地域の視察のご相談
福島県浜通り地域等では、復旧・復興が確実に進んでいます。また、新しい取組やさまざまなプロジェクトが進められています。そんな、可能性に溢れた「イノベ地域」において、企業活動や学術研究活動、交流人口拡大に資する活動等を行うことに意欲を持つみなさまの新たな活動に繋げていただくため、地域内の取組や現状を知っていただく「福島イノベツーリズム」をご紹介します。動画や、構想における拠点施設等を巡り、地域の現状や構想への取組み等について視察いただくモデルルートの内容をサイト上でご覧いただき、次はあなたの目で、あなたが感じる福島を体験してください。
Tour Your Fukushima 先端農業篇
Tour Your Fukushima 先端産業篇
Tour Your Fukushima 研修プログラム篇
モデルルート
構想における拠点施設等を巡り、地域の現状や構想への取り組みなどについて視察いただけます。
これまで開催したモデルツアーをご紹介しております。新たなビジネス展開の参考にしていただければ幸いです。
再エネ先駆けの地 ふくしま視察コース
天然ガスや風力を利用した発電所をはじめ、水素エネルギーシステムや石炭ガス複合発電など、今般ますます注目度が高まる再生可能エネルギー分野の先進的な取り組み施設を視察しました。
1日目 | |||
10:00 | 福島駅 発(貸切バス) | ||
11:00 ~ 12:00 | 相馬市・そうま IHIグリーンエネルギーセンター ▶︎水素を活用した循環型地域社会づくりを視察 |
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12:10 ~ 13:00 | 相馬市・ホテルみなとや(松川浦) ▶︎復興チャレンジグルメの昼食 |
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13:10 ~ 14:40 | 新地町・福島天然ガス発電所 ▶︎天然ガス発電所を視察 |
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15:00 ~ 17:00 | 新地町・アーバンデザインセンター新地 ▶︎復興知(東京大学)の取組説明 |
▶︎新地スマートコミュニティの視察 | |
新地町・まち歩きプログラム 新地町・新地エネルギーセンター |
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17:10 | 新地町・ホテルグラード新地(宿泊) ▶︎地域関係者との懇談 |
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2日目 | |||
8:30 | ホテルグラード新地 発 | ||
8:45 ~ 9:00 | 新地町海釣り公園 ▶︎温排水の活用施設を視察 |
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9:40 ~ 10:10 | 南相馬市・万葉の里風力発電所 ▶︎海風を利用した風力発電を視察 |
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10:50 ~ 11:30 | 浪江町・福島水素エネルギー研究フィールド ▶︎国内最大規模の水素エネルギー研究フィールドを視察 |
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11:45 ~ 12:30 | 浪江町・食事処いふ ▶︎郷土料理の昼食 |
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14:00 ~ 15:00 | いわき市・来IGCCパワー合同会社 ▶︎IGCC(石炭ガス複合発電所)の視察 |
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17:00 | 郡山駅 着・解散 | ||
18:00 | 福島駅 着・解散 |
- 相馬市・そうまIHIグリーンエネルギーセンター
水素を活用した循環型地域社会づくり
相馬市は、(株)IHIと共同で循環型地域社会づくりを展開。(株)IHIは国や県の補助金を活用して、市有地内に、太陽光発電、蓄電池、水電解による水素製造装置、燃料電池などの発電設備を整備し、実証実験を行っている。
- 新地町・福島天然ガス発電所
世界最高クラスの熱効率でガスを電気に
福島天然ガス発電所では、「ガスタービン発電」と「汽力発電」を組み合わせた「ガスタービンコンバインドサイクル (GTCC)方式」を採用している。蒸気タービンのみの方式と比較して、燃料から得られるエネルギーをより有効に活用することができる。
- 新地町・新地アーバンデザインセンター
まちづくりは「活動」から。復興知が集まる場
東京大学大学院 新領域創成科学研究科・国立環境研究所・新地町が協働で運営するアーパンデザインセンター。公・民・学の組織がノウハウを出し合って、まちの未来づくりを推進している。
- 新地スマートコミュニティ
環境共生型の復興まちづくりを実現
新地町ではエネルギーの地産地消と災害に強い特続可能なまちづくりを展開。相馬LNG基地の天然ガスをコジェネレーションシステムなどを活用して地域で有効活用し、太陽光発電と合わせて環境負荷の少ない熱と電気を供給している。ホテル・温浴施設、交流センター、スポーツ施設(フットサル)などが近接する新地駅の周辺の複合商業施設が、それぞれ天然ガス専用導管や熱導管(冷熱・温熱)などで結ばれている。
- 新地町海釣り公園
相馬港5号埠頭に位置する町営のフィッシングスポット。東日本大震災で大きな被害を受け休園していたが、2019年4月に再オープン。近くにある相馬共同火力発電所の温排水が釣りデッキの下から流れ出る仕組みのおかげで、種類豊富な魚たちが集まる人気の釣り場となっている。
- 南相馬市・万葉の里風力発電所
約4,000世帯分の電力を発電
HSE(株)(三菱HCキャピタルグループ)と南相馬市の地元企業4社が共同出資で設立した(株)南相馬サステナジーが建設した風力発電所。合計出力9.4MWを誇る。
- 浪江町・福島水素エネルギー研究フィールド
世界最大級の再エネ由来の水素製造施設
2020年3月に開所した浪江町にある水素製造拠点。1日あたりの水素製造量で約150世帯(1カ月分)の電力を供給、または水素で走る燃料電池車約560台を満タンにすることができる。
- いわき市・勿来IGCCパワー合同会社
世界最新鋭の石炭火力発電プロジェクト
いわき市にある建設中の石炭ガス化複合発電(IGCC)設備。石炭をガスへ変化させ、ガスの力でガスタービンを回して発電する方法と、使用後のガスの排熱を利用し、蒸気タービンを回して発電する方法とを組み合わせている。この発電システムにより、従来型の石炭火力発電に比べて、CO2排出量を約85%に抑えることができる。
廃炉・ロボット産業視察コース
福島第一原子力発電所の廃炉作業について視察するほか、ロボット産業を取り巻く様々な研究開発が行える一大開発実証拠点「福島ロボットテストフィールド」などを訪問しました。
1日目 | |
10:40 | いわき駅 発(貸切バス) |
11:10 ~ 12:30 | いわき市・ワンダーファーム ▶︎取組紹介 ▶︎森のキッチンでこだわりのトマト料理の昼食 |
13:10 ~ 17:15 | 富岡町・東京電力廃炉資料館 ▶︎福島第一原子力発電所視察の説明 ▶︎専用バスへの乗り換え |
大熊町/双葉町・福島第一原子力発電所 ▶︎廃炉措置の現場を視察 |
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富岡町・東京電力廃炉資料館 ▶︎質疑応答 |
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17:30 | 楢葉町/広野町・Jヴィレッジ (宿泊) ▶︎会議・学会の会場視察 |
2日目 | |
9:00 | Jヴィレッジ 発 |
9:10 ~ 10:10 | 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター ▶︎遠隔操作ロボット等の開発実証施設を視察 |
11:10 ~ 11:40 | 双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館 ▶︎建設現場を視察 |
12:00 ~ 13:00 | 浪江町・居酒屋こんどこそ ▶︎郷土料理の昼食 |
13:30 ~ 15:00 | 相馬市・福島ロボットテストフィールド ▶︎ふくしまみらいビジネス交流会 ▶︎ロボットテストフィールド視察ツアーに参加 |
17:00 | いわき駅 着・解散 |
- 富岡町・東京電力廃炉資料館
原子力事故・廃炉作業について幅広く学べる
2018年11月に開館した東京電力の情報発信施設。地震発生から原子力事故とその対応を描いた映像シアターを始め、様々な展示を通して、事故当時の状況、事故の反省と教訓、長期にわたる廃炉作業の進捗状況などについて幅広く学ぶことができる。
- 大熊町/双葉町・福島第一原子力発電所
廃炉作業の現状を目の当たりに
福島第一原子力発電所内の主要施設を専用のバスで巡る。東日本大震災の巨大津波により電源が喪失し、冷却できない事態に陥り放射性物質を放出した原子炉建屋の目の前を通り、バスの窓越しに廃炉作業の様子が確認できる。平日1日あたり約4,000人もの作業員が廃炉作業を進めている。
- 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター
遠隔操作機器の開発・実証で廃炉を推進
福島第一原子力発電所の廃炉作業を推進するために、遠隔操作機器の開発・実証試験を行う施設。研究管理棟で体験できるバーチャルリアリティシステムでは、福島第一原子力発電所の原子炉建屋内を詳細までリアルに再現していて、作業者訓練や作業計画の検討・立案などを行うことが可能。幅80m×奥行60m×高さ40mの大規模な試験棟には、廃炉作業を実証するための実規模試験エリア、実物大の階段などを備えたロボット性能評価のための要素試験エリアがある。
- 双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館
複合災害の記録と教訓を将来へ引き継ぐ
発生から10年が経過し、薄れつつある東日本大震災の記憶。2020年9月に開館したこの施設では、地震・津波及び原子力災害という複合災害からの経験と教訓を後世に継承していく。
- 南相馬市・福島ロボットテストフィールド
ロボット・ドローン等の一大開発実証拠点
陸・海・空のロボット・ドローン等を対象に、研究開発、実証実験、性能評価、操縦訓練を行うことができる世界に類を見ない一大開発実証拠点。東京ドーム約10個分の広大な敷地内に「無人航空機エリア」「インフラ点検・災害対応エリア」「水中・水上ロボットエリア」「開発基盤エリア」を設けている。
ロボットや新エネルギーの先端技術に触れ、新たな産業集積の現状を視察するコース
さまざまな分野での活用が期待される各種ロボットの開発実証施設や、新エネルギーなどの先端技術導入の現場を視察しました。
1日目 | |
10:30 | いわき市・JRいわき駅 集合・出発(貸切バス) |
いわき市・燃料電池バスSORA ▶︎燃料電池バス乗車体験 |
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いわき市・源太ずし 本店で昼食 | |
いわき市・(株)東日本計算センター ながとイノベーションセンター ▶︎トイドローン操縦体験 |
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楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター ▶︎ロボット操作体験 |
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17:40 | 富岡町・ホテル蓬人館 着 ▶︎地域関係者との懇談 |
2日目 | |
8:30 | ホテル蓬人館 発 |
双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館を見学 | |
相馬市・浜の駅 松川浦を見学 | |
相馬市・松川浦 亀屋旅館 ▶︎復興チャレンジグルメの昼食 |
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南相馬市・福島ロボットテストフィールド ▶︎プログラミング体験 |
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南相馬市・菊池製作所 南相馬工場 ▶︎マッスルスーツ体験 |
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16:40 | 南相馬市・JR原ノ町駅 解散 |
- いわき市・燃料電池バスSORA
新常磐交通(株)が東北で初めて導入した燃料電池バス。トヨタ自動車製で、燃料の水素と、空気中の酸素の化学反応で発電した電気が動力。二酸化炭素(CO2)などを排出せず環境に優しく、走行音が非常に静かな点も特徴。
- いわき市・(株)東日本計算センター ながとイノベーションセンター
(株)東日本計算センターが、廃校となったいわき市三和町の旧永戸小学校を活用して、小型無人航空機(ドローン) やIoTなどの次世代技術の研究開発・実証実験を行っている施設。
- 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター
福島第一原子力発電所の廃炉推進のために遠隔操作ロボット等の開発実証施設として整備。施設・設備は廃炉に限らず幅広い利用が可能で、遠隔技術開発の拠点を目指している。
- 双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館
2011年3月11日に発生した東日本大震災及び原子力災害の記録と記憶を国や世代を超えて伝えつつ、復興に向けて力強く進む福島県の姿と国内外からの支援に感謝の思いを発信する施設。
- 相馬市・浜の駅 松川浦
東日本大震災の津波で壊れた海産物直売所の後継施設として整備された復興市民市場。相馬沖産の水産物や地元農産物、加工品や土産品の販売コーナーと、地元食材を使ったメニューを提供する食堂を設けている。
- 南相馬市・福島ロボットテストフィールド
福島イノベーション・コースト構想に基づき整備された、陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点。インフラや災害現場など実際の使用環境を再現しており、ロボットの性能評価や操縦訓練等ができる、世界に類を見ない施設。
先端農業視察コース
農業の再生に向けて、ICTなどを活用した農産物の生産拠点や、震災からの復旧を目指す営農への新しい取り組みを視察しました。
1日目 | |
10:00 | 福島駅 発(貸切バス) |
11:00 ~ 12:00 | 飯舘村・松塚地区で放牧牛と花卉ハウス ▶︎ICT営農システムでの農業再生の視察 |
12:50 ~ 13:50 | 南相馬市・農家民宿いちばん星 ▶︎郷土料理の昼食 |
14:00 ~ 14:30 | 南相馬市・浜地域農業再生研究センター ▶︎営農再開に向けた調査研究を視察 |
15:30 ~ 16:10 | 楢葉町カントリーエレベーター ▶︎カントリーエレベーターと自動ラック式米農業用低温倉庫を視察 |
16:30 | 広野町・ハタゴイン福島広野 (宿泊) ▶︎地域関係者との懇談 |
2日目 | |
8:30 | ハタゴイン福島広野 発 |
9:00 ~ 9:30 | 広野町振興公社 国産熱帯フルーツ栽培ハウス ▶︎国産バナナ栽培を視察 |
10:10 ~ 11:10 | 大熊町・ネクサスファームおおくま ▶︎イチゴの大規模施設園芸を視察 |
11:50 ~ 12:00 | 川内村・田ノ入工業団地 ▶︎川内村セントラルキッチン建設予定地 ▶︎ハラール食材工場 (6次化の取組)について (一社)かわうちラボ職員の説明 |
12:05 ~ 12:35 | 川内村・株式会社KiMiDoRi ▶︎LED光源を用いた閉鎖型植物工場を視察 |
12:45 ~ 14:00 | 川内村・蕎麦酒房 天山 ▶︎農事組合法人 農業大楽の講話 ▶︎新そばの昼食 |
14:30 ~ 15:10 | 葛尾村・かつらお胡蝶蘭合同会社 ▶︎AI による温度管理の取組を視察 |
16:20 | 郡山駅 着・解散 |
17:30 | 福島駅 着・解散 |
- 飯舘村・松塚地区で放牧牛と花卉ハウス
ICT(情報通信技術)導入でスマート農業に挑戦
村が整備したヒートポンプ式の冷暖房と除湿機能の付いたハウスでトルコギキョウやアルストロメリアなどを栽培している花卉農家や、畜舎内のセンサーを通じて牛の体温変化などの通知がスマホに届くシステムを利用している和牛繁殖農家等、ICTを利用した農業を視察。
- 南相馬市・浜地域農業再生研究センター
避難地域等の営農再開に向けた研究拠点
東日本大震災時の原子力災害により避難指示区域等となった12市町村の営農再開・農業再生に向け、実証研究や技術支援を行う拠点として2016年に開所した施設です。帰還する農業者の意向を踏まえ、放射性物質の動態等の基礎的調査をはじめ、除染後農地の地力向上や鳥獣害対策、水稲・畑作物・野菜・花卉・同料作物の実証栽培など、営農再開の準備段階から再開後の課題まで幅広い研究を実施している。
- 楢葉町・カントリーエレベーター
米の生産回復を後押しする大型施設
楢葉町が整備してJAが運営する、2019年4月竣工の施設。籾(もみ)の乾燥から精選、貯蔵、籾すり、袋詰めなどを一貫して行っている。町内の農家が持ち込んだ籾を約1,000t保管できるうえ、併設の自動ラック式米農業用低温倉車には玄米を約600t保管できる。この設備を活用し、2019年10月には初の楢葉町産ブランド米「相葉う米(まい)」が誕生した。
- 広野町・振興公社 国産熱帯フルーツ栽培ハウス
東北でも栽培可能!希少な国産バナナを町の特産に
町の新しい特産品を生み出そうと、広野町振興公社では2018年からバナナの栽培に取り組んでいる。耐寒性に優れた苗木を温室で育て、実が緑色の状態で収穫し、出荷時期に合わせて追熟設備で黄色く熟成させて出荷している。
- 大熊町・ネクサスファームおおくま
誰もが働ける農業を目指すイチゴの大型栽培施設
2019年4月からイチゴの養液栽培を開始した、100%大熊町出資の株式会社。誰でも働ける農業を目指して、作業者の負担を減らし、生産性を向上させる作業工程を追及するとともに、放射性物質全量検査を経た安全・安心なイチゴを出荷している。
- 川内村・田ノ入工業団地
川内村に造成中の田ノ入工業団地では、株式会社農(みのり)のセントラルキッチンがオープンする予定。川内産の野菜などを使用した、カット野菜等の商品を製造する。
- 川内村・株式会社KiMiDoRi
復興の種をまく安心・安全・安定の植物工場
栽培環境に外気の入らない完全密閉型の植物工場。LEDや蛍光灯の光と炭酸ガス(CO2)により光合成を促し、培養液から栄養を与え、リーフレタスなどを栽培している。
- 葛尾村・かつらお胡蝶蘭合同会社
胡蝶蘭の花言葉「幸せが飛んでくる」を実現しよう
避難指示解除後の葛尾村で雇用を生み出し地域を活性化させようと、村内の企業と農家の有志が集まり、2018年1月から胡蝶蘭の栽培を開始。空調が管理された300坪のハウス2棟で、仕入れた苗を約半年かけて育て、東北や首都圏を中心とした約10市場に出荷している。
先端農業と6次化産業推進による復興状況を視察するコース
農業の再生に向け、ICT等を活用した農産物の生産拠点や、震災からの復興を目指す営農関連の新しい取組を視察しました。
1日目 | |
8:50 ~ 9:00 | 郡山市・JR郡山駅 集合・出発(貸切バス) |
葛尾村・大笹農場 ▶︎ICTを活用した養鶏農家を視察 |
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田村市・ホップガーデンブルワリー ▶︎田村市産あぶくまホップを使用したクラフトビール醸造所を視察 |
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川内村・蕎麦酒房 天山 ▶︎川内村産そば粉を使った打ち立て蕎麦の昼食 |
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川内村・遠藤きのこ園 ▶︎空調設備等を活用したきのこ栽培農家を視察・体験 |
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広野町・Caféふう ▶︎ふたば未来学園の生徒が運営するCaféを視察 |
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17:45 | 楢葉町・広野町・Jヴィレッジ 着 ▶地域関係者との懇談 |
2日目 | |
8:45 | Jヴィレッジ 発 |
楢葉町・楢葉町甘藷貯蔵施設 ▶︎世界最大級貯蔵施設を視察 |
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大熊町・ネクサスファームおおくま ▶︎ICTを活用した大規模イチゴ栽培施設を視察 |
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大熊町・ダイニング大川原 ▶︎昼食 |
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双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館を見学 | |
浪江町・道の駅なみえを視察 | |
川俣町・川俣ポリエステル媒地活用推進組合 ▶︎ポリエステル媒地を活用したアンスリウム栽培農家を視察 |
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18:00 | 福島市・JR福島駅 解散 |
- 葛尾村・大笹農場
原発事故で廃業した鶏舎の跡地に、伊達市から移住した高橋さん親子が鶏舎を復活。舎内の環境管理はコンピューター制御し、給餌給水は自動化。鶏ふんは燃やし、鶏舎の床暖房の燃料に活用している。
- 田村市・ホップガーデンブルワリー
ホップジャパンが2020年8月に田村市の「グリーンパーク都路」を改修し、ホップの栽培から手がけるクラフトビール醸造所として開設。ホップをふんだんに使ったビールで1次産業から6次産業化に繋げていくサイクルを一つのまちで展開している。
- 川内村・遠藤きのこ園
菌床を管理するハウスでは自動でミストを噴霧し、ハウス内の温度、湿度を細かく管理。肉厚で傘が大きく、石突の部分もしっかり太いしいたけを栽培し、独自ブランド 「ひたむき椎茸」として出荷している。
- 広野町・Caféふう
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校地域協働スペースにあるカフェ。店名の「Caféふう」には、タンポポの綿毛が「ふぅ」と飛ぶように、この場所から未来に羽ばたきたいとの願いが込められており、社会起業部カフェチームが部活動として運営している。
- 楢葉町・楢葉町甘藷貯蔵施設
楢葉町が白ハト食品工業株式会社と協力し、町内の休耕農地を活用して生産された菓子加工用のサツマイモを貯蔵する施設で、2020年9月に開所。貯蔵施設には、高温多湿下で貯蔵期間を延ばす処理を行う「キュアリング室」や最大1,260トンを保管できる貯蔵庫などを配置している。
- 大熊町・ネクサスファームおおくま
栽培面積約2.2haの太陽光利用型植物工場。1株1ポットの高設養液栽培で環境制御装置を利用したいちごの周年栽培を行っている。GAPによる生産管理と非破壊式放射能測定による全量検査で安全ないちごを生産している。G.GAPの認証を取得している。
- 双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館
2011年3月11日に発生した東日本大震災及び原子力災害の記録と記憶を国や世代を超えて伝えつつ、復興に向けて力強く進む福島県の姿と国内外からの支援に感謝の思いを発信する施設。
- 浪江町・道の駅なみえ
2020年8月に地元の魚や野菜などの直売所と食堂、会議室を備えた地域振興施設としてオープン。2021年3月には、山形県長井市に移転中の鈴木酒造店と大堀相馬焼の展示販売所が入る地場産品販売施設が完成し、グランドオープン予定。
- 川俣町・川俣ポリエステル媒地活用推進組合
川俣町内11の農家で組織され、エナメルのようにつややかな質感が特徴の花「アンスリウム」を栽培している。アンスリウムは、近畿大学による復興支援プロジェクトの一環として栽培を開始した花で、土壌の代わりにスポンジのようなポリエステル媒地と液体肥料を活用している。
リスクマネジメント研修コース
いつ起こるか分からない災害や危機的状況に際してどう行動すべきかー。東日本大震災時の避難所運営などに携わったファシリテーターの経験談を交えながら、参加者同士の意見交換を重ねて答えを導き出すワークショップに取り組みました。
1日目 | |
11:20 | 富岡駅 発(貸切バス) |
11:30 ~ 13:00 | 富岡町・ふたばいんふぉ ▶︎研修の説明 ▶︎ふたばいんふぉ平山代表の講話 ▶︎昼食 |
13:00 ~ 14:30 | 富岡町内視察 ▶︎とみおかプラス 佐々木事務局長の案内 |
14:45 ~ 17:00 | 富岡町文化交流センター 学びの森 ▶︎防災ワークショップと初日のまとめ |
17:10 | 富岡町・ホテル蓬人館(宿泊) ▶︎タ食 (参加者、地域プレイヤー)交流会 |
2日目 | |
8:30 | ホテル蓬人館 発 |
9:00 ~ 11:30 | 富岡町/楢葉町・福島第二原子力発電所 ▶︎東京電力社員の説明・講話 |
11:50 ~ 12:50 | 富岡町・東京電力廃炉資料館 ▶︎福島第一原子力発電所の廃炉状況を知る |
13:10 ~ 16:15 | 楢葉町・展望の宿 天神 ▶︎昼食 ▶︎リスクマネジメントワークショップ、発表、2日間のまとめ |
16:45 | 富岡駅 着・解散 |
- 富岡町・ふたばいんふぉ
住民目線でリアリティのある情報発信を
民間団体が運営する双葉郡8町村のインフォメーションセンター。住民目線のリアリティのある伝え方でスタディツアーなどを受け入れている。当ツアーではふたばいんふぉ平山代表より、震災発生から現在までの双葉地域の状況や変化などをお話しいただいた。
- 富岡町内視察
地区ごとに異なる復興の進み具合を肌で感じる
まちづくり団体・(一社)とみおかプラスの佐々木邦浩事務局長の案内により、主にバスの車窓から、沿岸部、農地、住宅街の様子を見学。桜の名所として知られる夜の森の桜並木周辺では、歩きながら復興の進み具合などをご説明いただいた。
- 富岡町・文化交流センター 学びの森(防災ワークショップ)
自分の取るべき行動を問う避難所運営シミュレート
巨大災害発生時、避難所で体験するであろう共同生活において必要なことは何か、自分の取るべき行動とは何か。東日本大震災に伴う原子力発電所の事故によって双葉地域の住民が一斉に避難した際、役場職員として富岡町の避難所運営に携わった佐々木邦浩さんをファシリテーターに迎え、防災ワークショップを実施した。
- 富岡町/楢葉町・福島第二原子力発電所
廃炉に向けて準備が進む原子炉建屋内を見学
東日本大震災発生時、福島第二原子力発電所は津波によって大きな損害を受けたが、外部電源と一部冷却装置が使用可能だったことから、炉心溶融事故を免れた。現在は、廃炉に向けた準備が進められている。今回のツアーではまず、震災時の状況について東京電力社員による概要説明後、ゴーグルやヘルメット、個人線量計などを身につけ、青いタイベックを着て、東京電力社員の誘導のもと原子炉圧力容器の真下まで見学。その後、原子炉建屋を出て、バスで構内を回り、震災時の教訓により強化された緊急時の電源設備などを視察した。
- 富岡町・東京電力廃炉資料館
東京電力が自ら伝える原子力事故の反省と教訓
福島第一原子力発電所から約9kmのところにある資料館。事故の事実と廃炉事業の現状などを確認する場として、2018年11月に設置された。事故を二度と起こさないための反省と教訓を伝える多様な資料が揃っている。
- 楢葉町・展望の宿 天神(リスクマネジメントワークショップ)
福島第二原子力発電所の奇跡に学ぶ、リスクに強い組織のありかた
福島第二原子力発電所や廃炉資料館の視察を経て行われたリスクマネジメントワークショップは、引き続き、(一社)とみおかプラス 佐々木事務局長をファシリテーターとして開催された。参加者に課されたミッションは、「もしあなたが福島第二原子力発電所の所長だったらどう行動するか」という超難問。大地震発生により被害を受けた発電所の危機的状況を回避するためには、現場の被害状況を確認し、対策を考えなければならない。所員の不安やリスクを軽減し、納得して現場に向かってもらうためにはどうすべきか――。実際に福島第二原子力発電所で行われたやり取りも踏まえて考えていく。
震災と復興から学ぶ企業研修プログラムを視察するコース
東日本大震災とその後起きた原発事故を経験し、一歩一歩復興へと歩んできた福島県浜通り地域等ならではのさまざまな研修プログラムをご紹介します。
1日目 | |
9:00 | JR福島駅 集合・出発(貸切バス) |
飯舘村交流センターふれ愛館 ▶︎前飯舘村長・菅野典雄氏による講話の視察 ▶︎気まぐれ茶屋ちえこのお弁当の昼食 |
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いいたて村の道の駅までい館 ▶︎ふかや風の子広場の視察 |
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南相馬市・福島ロボットテストフィールドの見学 | |
南相馬市・あすびと福島 ▶︎研修プログラムの紹介を視察 ・ふくしま総合災害対応訓練機構 ・あすびと福島 |
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浪江町・道の駅なみえの視察 | |
17:00 | 浪江町・ホテル双葉の杜 着 |
2日目 | |
8:30 | ホテル双葉の杜 出発 |
浪江町・浪江町内 ▶︎大平山霊園、請戸地区など視察 |
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双葉町・東日本大震災・原子力災害伝承館 ▶︎語り部による講話を見学 |
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双葉町・双葉町 ▶︎JR双葉駅近辺を視察 |
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楢葉町・道の駅ならはで昼食 | |
楢葉町・広野町・Jヴィレッジ ▶︎研修プログラムの体験 ・とみおかプラス ・Jヴィレッジ |
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16:00 | いわき市・JRいわき駅 解散 |
18:30 | 福島市・JR福島駅 着 |
- 飯舘村・飯舘村交流センターふれ愛館
前飯舘村長・菅野典雄氏による講話
菅野典雄氏プロフィール:1946年、飯舘村生まれ。帯広畜産大学草地学科を卒業後、酪農を営むかたわら、1989年~1996年に飯舘村公民館の嘱託館長を務める。1996年10月、飯舘村長に就任し、2020年まで6期連続で務めた。東日本大震災に伴う原発事故により全村避難を余儀なくされた際には、村のコミュニティと村民の暮らしを守るため、事業所や老人ホームの事業継続、住民パトロールの実施、期間を区切っての特例宿泊など、様々な施策を政府に提案し、実現させるとともに、2017年3月に一部区域を除いて避難指示が解除されて以降、飯舘村の本格的な復興に向けて尽力した。
ふくしま総合災害対応訓練機構
「福島ロボットテストフィールド (RTF)」を拠点に、RFTを最大限に活用して、座学のみならず実戦的な災害対応訓練を提供している。オールハザードに対応可能な人間系の訓練に加えて、ロボットやICT・VRなどの最先端技術を活用した「未来の災害対応」 訓練を開発・実施している。
- 南相馬市・あすびと福島
あすびと福島の社会人研修は、大震災と原発事故による福島県沿岸部の被災地に向き合うとともに、復興・創生を目指す志を持った現地リーダーと対話を重ねる。被災地の非日常の自分事化を通して、日本社会と自分のありたい姿を深く内省し、そのありたい姿を自身の仕事によって実現しようとするリーダーシップを高めるのが本研修の本質。
- 楢葉町/広野町・Jヴィレッジ
とみおかプラス (避難所運営ワークショップ)
東日本大震災に伴う原子力災害の事故によって、全町避難を余儀なくされた富岡町。本ワークショップは、当時、自治体職員が経験した避難所運営をもとに、大災害時の避難所生活に必要なコト、自分の役割、取るべき行動などを考えるもの。大災害が頻発する昨今、災害当時を疑似体験することは、企業からの参加者の危機管理意識の向上に寄与する。
Jヴィレッジ (ウォーキングサッカー)
運動が苦手な人でも大丈夫!「走るの禁止」のウォーキングサッカーは、誰でも気軽に参加OK。ひとつの目標(勝利)に向かって勝敗を超越した中で充実感・達成感を深めるとともに、頭の回転、チームコミュニケーションが重要となり、組織の一体感・団結力などを醸成する。サッカーの聖地で実施する企業研修、教育旅行に最適な研修プログラム。
福島イノベーション・コースト構想は、震災と原発事故によって失われた浜通り地域等の産業・雇用を回復するため、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトであり、廃炉やロボット技術に関する研究開発、エネルギー関連産業の集積、先端技術を活用した農林水産業の再生、人材育成などを通して新たな産業・雇用の創出、交流人口の拡大等に取り組んでいます。本ツアーでは、構想における拠点施設等を巡り、地域の現状や構想への取り組みなどについて視察いただきました。
イノベ構想と福島の復興状況を知るコース①
1日目 | |
10:00 | 郡山駅 発 |
11:10 | 葛尾村・かつらお胡蝶蘭合同会社 着 ▶︎胡蝶蘭栽培施設の視察 |
12:00 | かつらお胡蝶蘭合同会社 発 |
12:30 | 川内村・蕎麦酒房 天山 着 ▶︎手打ちそばの昼食 |
13:20 | 蕎麦酒房 天山 発 |
14:20 | 楢葉町・広野町ナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」 ▶︎2018年7月に再始動した交流拠点の施設見学 |
15:10 | Jヴィレッジ 発 |
15:15 | 楢葉町・JAEA 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター ▶︎ロボットシミュレーター等研究施設の視察 |
16:45 | JAEA楢葉遠隔技術開発センター 発 |
17:00 | 広野町・ハタゴイン福島広野(宿泊) ▶︎イノベ構想の地域関係者との意見交換会 |
2日目 | |
8:00 | ハタゴイン福島広野 発 ▶︎富岡町・夜の森地区(車窓) 震災と原発事故がもたらした現状を見学 国道6号線(一部帰還困難区域) |
9:00 | 浪江町・福島水素エネルギー研究フィールド 着 ▶︎世界最大規模の水素製造設備の建設現場を視察 |
9:30 | 福島水素エネルギー研究フィールド 発 浪江町・請戸小学校(車窓) |
9:45 | 浪江町・大平山霊園東日本大震災慰霊碑 着 |
10:15 | 大平山霊園 発 |
11:00 | 南相馬市・福島ロボットテストフィールド 着 陸・海・空のロボットの一大研究開発拠点を視察 |
12:00 | 福島ロボットテストフィールド 発 |
12:40 | 相馬市・松川浦「たこ八」 ▶︎ほっき飯定食の昼食 |
13:40 | たこ八 発 |
13:50 | JAPEX相馬LNG基地・FGP福島天然ガス発電所着 ▶︎LNG受入基地とLNG発電所建設現場を視察 |
14:50 | 新地町・JAPEX相馬LNG基地・FGP福島天然ガス発電所 発 |
15:10 | 新地町・スマートコミュニティ 着 ▶︎地産地消型エネルギー利用を核とした復興まちづくりを視察 |
16:10 | スマートコミュニティ 発 新地IC~<常磐自動車道>~相馬IC~相馬山上IC~<相馬・福島道路>~霊山IC |
17:40 | 福島駅 着 |
- 葛尾村・かつらお胡蝶蘭合同会社
一部を除き、避難指示が解除された葛尾村で農業再生に胡蝶蘭の栽培を行っている農業法人。「hope white(ホープホワイト)」と名付けられた胡蝶蘭は主に首都圏に向けて出荷されている。
- 楢葉町/広野町・Jヴィレッジ
とみおかプラス (避難所運営ワークショップ)
東日本大震災に伴う原子力災害の事故によって、全町避難を余儀なくされた富岡町。本ワークショップは、当時、自治体職員が経験した避難所運営をもとに、大災害時の避難所生活に必要なコト、自分の役割、取るべき行動などを考えるもの。大災害が頻発する昨今、災害当時を疑似体験することは、企業からの参加者の危機管理意識の向上に寄与する。
Jヴィレッジ (ウォーキングサッカー)
運動が苦手な人でも大丈夫!「走るの禁止」のウォーキングサッカーは、誰でも気軽に参加OK。ひとつの目標(勝利)に向かって勝敗を超越した中で充実感・達成感を深めるとともに、頭の回転、チームコミュニケーションが重要となり、組織の一体感・団結力などを醸成する。サッカーの聖地で実施する企業研修、教育旅行に最適な研修プログラム。
- 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター
福島第一原子力発電所の廃炉作業を推進するために、遠隔操作機器の開発・実証実験を行う施設。原子炉建屋内をVR体験できる施設も備える。
- 富岡町・夜の森地区
通行止め避難指示が解除された区域と帰還困難区域が隣接する地区。浜通り随一の桜の名所で富岡町のシンボルでもある桜並木がある。全長2.2キロの並木道のうち一部の区間は帰還困難区域として立ち入りが制限されている。
- 浪江町・福島水素エネルギー研究フィールド
再エネを利用した世界最大級となる水素製造装置を備えた水素エネルギーシステム。製造された水素は、県有施設等に設置された燃料電池へ供給されるとともに、東京オリンピック・パラリンピックを始め、様々な場面での利活用の検討が進められている。
- 浪江町・請戸小学校
海岸線から約300メートルにあり高さ15メートルの津波が押し寄せ被災した。当時校舎に残っていた82人の児童は約1.5キロ離れた大平山へ避難し全員無事だった。その後、原発事故により町全域に避難指示が出され休校となり当時のまま残っている。震災の教訓を伝える建造物として保存が決定した。
- 浪江町・大平山霊園東日本大震災慰霊碑
東日本大震災で津波被害のあった浪江町請戸地区を臨む地。請戸小学校の生徒が津波を逃れ、全員が無事に避難した際に登った大平山の一角で、津波犠牲者の鎮魂と街の復興、後世への訓戒のために建立された慰霊碑がある。
- 南相馬市・福島ロボットテストフィールド
陸海空フィールドロボットの研究開発・実証試験・性能評価・操作訓練が行える、世界に類を見ない一大研究開発拠点。2020年3月全面開所。
- 新地町・JAPEX相馬LNG基地・FGP福島天然ガス発電所
2018年に操業を開始した相馬LNG基地は、液化天然ガス受入用の国内最大級のタンクを擁し、東北エリアへの天然ガスならびにLNGの供給安定性を強化する重要拠点。隣接の福島天然ガス発電所は、発電効率の高い発電設備を有した環境負荷の少ない安定的な電力供給の拠点として2020年4月に営業運転を開始した。
- 新地町・スマートコミュニティ
新地町では、JR新地駅周辺の新たなまちづくりと一体的に、天然ガスや再生可能エネルギーを活用した熱電併給システムを構築し、エネルギーの地産地消と災害に強い持続可能なまちづくりに取り組んでいる。
イノベ構想と福島の復興状況を知るコース②
1日目 | |
9:30 | 福島駅 発 |
10:00 | 福島市・福島県立医科大学 着 ▶︎ふくしま国際医療科学センターを視察 |
11:30 | 福島県立医科大学 発 |
11:50 | 川俣町・ミツフジ株式会社福島工場 ▶︎銀メッキ導電性繊維製造・販売企業を見学 |
12:50 | ミツフジ株式会社 発 |
13:00 | 川俣町・あじせん楓亭 着 ▶︎川俣シャモ料理の昼食 |
13:40 | あじせん楓亭 発 |
14:10 | 飯舘村・株式会社菊池製作所 着 ▶︎医療・農業用支援ロボット開発企業の視察 |
15:10 | 株式会社菊池製作所 発 ▶︎南相馬市・福島ロボットテストフィールドを車窓見学 |
16:10 | 南相馬市・福島県環境創造センター「環境放射線センター」着 ▶︎ロボットテストフィールドの概要説明 |
16:50 | 環境放射線センター 発 |
17:00 | 南相馬市・農家民宿いちばん星(宿泊) ▶︎イノベ構想の地域関係者との意見交換会 |
2日目 | |
8:30 | 農家民宿いちばん星 発 |
9:00 | 南相馬市・小高パイオニアヴィレッジ 着 ▶︎起業家の交流と活動拠点を視察 |
9:40 | 小高パイオニアヴィレッジ 発 ▶︎<国道6号線(一部帰還困難区域)> |
10:20 | 大熊町・大熊町大川原地区復興拠点 着 ▶︎復興に向けた拠点整備現場を視察 |
11:20 | 大熊町大川原地区復興拠点 発 |
11:30 | 大熊町・大熊食堂 着 ▶︎昼食 |
12:30 | 富岡町・東京電力廃炉資料館 着 ▶︎原発事故の記憶と廃炉の現状を発信する施設を見学 |
14:00 | 東京電力庞炉資料館 発 |
14:20 | 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター ▶︎バーチャルリアリティ(VR)等研究開発施設を見学 |
15:50 | JAEA 楢葉遠隔技術開発センター 発 ▶︎広野IC~<常磐道・磐越道>~郡山東IC |
17:30 | 郡山駅 着 |
- 楢葉町・JAEA楢葉遠隔技術開発センター
福島第一原子力発電所の廃炉作業を推進するために、遠隔操作機器の開発・実証実験を行う施設。原子炉建屋内をVR体験できる施設も備える。
- 福島市・福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター
福島県復興計画に基づき整備された施設。福島の復興を健康面から支え、その姿を世界に発信する主導的役割を担う。先進的な医療の提供、医療人の育成、さらに医療関連産業の振興により、地域社会の再生・活性化を図る。
- 川俣町・ミツフジ株式会社 福島工場
西陣織の帯工場として創業し、現在は着用するだけで心拍などの生体情報が取得できるウェアラブルIoT製品を展開。研究機関との共同開発施設も備えた開発型工場で、福島の復興や「繊維の町・川俣」の再生に意欲的に取り組む。
- 飯舘村・株式会社菊池製作所
金属等の部品や金型の製作・加工を行う企業。飯舘村の工場は避難指示区域となっても操業を続けた。震災後、マッスルスーツ、ドローンなどのロボット開発に参入。川内村、南相馬市にも拠点を設け、地域の発展に貢献している。
- 南相馬市・福島県環境創造センター「環境放射線センター」
原子力発電所周辺における環境放射線や環境放射能のモニタリングを実施する施設。原子力災害発生時には緊急時モニタリング活動の拠点となる。
- 南相馬市・小高パイオニアヴィレッジ
建築家×社会起業家でつくる、若手起業家らのための簡易宿所付コワーキングスペース。震災で活気を失った南相馬に新な営みを生み出し、地域の課題や可能性を探すなど、コミュニティを取り戻すための役割を担うことも目指している。
- 大熊町・大熊町大川原地区復興拠点
「帰町を選択できる環境づくり」を行い、段階的な町土復興を目指す大熊町における拠点地域。防災、交流機能を備えたスマートシティ。役場新庁舎、復興公営住宅等が2019年4月に完成。
- 富岡町・東京電力廃炉資料館
2018年11月に開館した東京電力の情報発信施設。原発事故当時の状況、事故の教訓や廃炉進捗状況等について学ぶことができる。
イノベ構想と福島の復興状況を知るコース③
1日目 | |
10:00 | 郡山駅 発 |
10:40 | 三春町・福島県環境創造センター「コミュタン福島」着 ▶︎環境回復・創造の情報発信拠点を見学 |
11:30 | コミュタン福島 発 |
12:00 | 田村市・田村市テレワークセンターテラス石森 着 ▶︎廃校を活用した複合型テレワークセンターの視察と昼食 |
13:30 | テラス石森 発 ▶︎船引三春IC~<磐越・常磐道>~いわき四倉IC |
14:40 | いわき市・ワンダーファーム 着 ▶︎施設園芸プロジェクトの施設見学とトマト収穫体験 |
15:40 | ワンダーファーム 発 |
16:20 | 富岡町・富岡ホテル(宿泊) ▶︎イノベ構想の地域関係者との意見交換会 |
2日目 | |
8:50 | 富岡ホテル 発 |
9:00 | 富岡町・環境省特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」着 ▶︎特定廃棄物埋立処分事業の情報を発信する施設を見学 |
10:10 | リプルンふくしま 発 |
10:20 | 富岡町・東京電力廃炉資料館 着 ▶︎原発事故の記憶と廃炉の現状を発信する施設を見学 |
11:40 | 東京電力廃炉資料館 発 |
11:50 | 富岡町・富岡復興メガソーラー・SAKURA 着 ▶︎住民主導による大規模太陽光発電所を見学 |
12:30 | 富岡復興メガソーラー・SAKURA 発 ▶︎<国道6号線(一部帰還困難区域)> |
13:00 | まち・なみ・まるしぇ「海鮮和食処くろさか」着 ▶︎昼食 |
13:40 | 海鮮和食処くろさか 発 |
14:20 | 南相馬市・あすびと福島 着 ▶︎福島型アントレプレナー早期育成の取り組みを視察 |
15:20 | あすびと福島発 |
16:00 | 飯舘村・いいたて村の道の駅までい館 着 ▶︎休憩 |
16:15 | までい館 発 |
17:15 | 福島駅 着 |
- 三春町・福島県環境創造センター「コミュタン福島」
原子力災害からの環境の回復・創造に向け、モニタリング、調査研究、情報収集・発信、教育・研修・交流を行う総合的な拠点。交流棟「コミュタン福島」では、放射線や原子力災害を経験した福島の状況を身近な視点から理解し、環境の回復と創造への意識を深めることができる。
- 田村市・田村市テレワークセンター テラス石森
新たなビジネス・雇用の創出、学び・交流・情報発信の拠点で、県内初となる廃校を活用した施設。総務省「ふるさとテレワーク推進事業」に採択され、企業間マッチング、ネットワーク構築と地域交流の拠点を目指す。
- いわき市・ワンダーファーム
「五感を耕す。農と食の体験」をコンセプトに地元食材が味わえる複合型農業のテーマパーク。県産食材のイメージの改善や交流人口の増加、雇用の創出を目指した事業は復興特区の拠点、地方創生のモデルとなっている。
- 富岡町・環境省特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」
2018年8月に開館した特定廃棄物埋立処分事業の情報館。AR(拡張現実)やプロジェクションマッピングを用いた展示、処分場見学・モニタリング体験等の企画を通して事業の推捗状況等の情報を公開している。
- 富岡町・東京電力廃炉資料館
2018年11月に開館した東京電力の情報発信施設。原発事故当時の状況、事故の教訓や廃炉進捗状況等について学ぶことができる。
- 富岡町・富岡復興メガソーラー・SAKURA
富岡復興エナジー合同会社が運営する太陽光発電所。約11万枚のパネルの発電量は一般家庭約9,100世帯分の年間消費量に相当。原発事故の影響で増えた遊休農地を活用し、売電した利益の一部を被災地復興に役立てている。
- 南相馬市・あすびと福島
南相馬ソーラー・アグリパークを拠点に、福島から新しい価値を生み出す若い人材の育成に取り組む。再生可能エネルギーの体験学習や福島イノベーション・コースト 構想と連携した活動を通して、福島の復興に寄与するソーシャルアントレプレナー(社会起業家)の創出を目指す。
- 飯舘村・いいたて村の道の駅 までい館
飯舘村の特産品を販売する道の駅。村の復興の拠点として、風評被害を受けにくい花卉栽培施設を併設し、基幹産業の農業再生にも取り組む。「までい」とは「丁寧に、心を込めて」という村の方言。
イノベ構想と福島の復興状況を知るコース④
1日目 | |
9:15 | 郡山駅 発 |
9:45 | 郡山市・国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 着 ▶︎最先端の再生可能エネルギー研究拠点施設の視察 |
11:00 | 福島再生可能エネルギー研究所 発 |
12:30 | 川内村・蕎麦酒房 天山 着 ▶︎昼食 |
13:20 | 天山 発 |
13:30 | 川内村・株式会社リセラ 着 ▶︎進出企業の視察(スポーツウェア製造) |
14:10 | リセラ 発 |
15:20 | 大熊町・中間貯蔵工事情報センター着 ▶︎中間貯蔵施設工事の概要や安全への取り組み等を紹介する施設を視察 |
16:00 | 中間貯蔵工事情報センター 発 |
16:40 | 楢葉町・広野町 ナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」(宿泊) ▶︎イノベ構想の地域関係者との意見交換会 |
2日目 | |
8:40 | Jヴィレッジ 発 |
9:00 | 富岡町・JAEA 廃炉国際共同研究センター 着 ▶︎廃炉等の研究開発及び人材育成の拠点を視察 |
9:50 | JAEA 廃炉国際共同研究センター 発 <国道6号線(一部帰還困難区域)>通行 |
10:40 | 浪江町・NPO法人 Jin 着 ▶︎花卉栽培で独自のブランドを作り農業で生活が成り立つ経営モデルを視察 |
11:40 | NPO法人 Jin 発 |
12:10 | 南相馬市・双葉屋旅館 着 ▶︎昼食 |
13:10 | 双葉屋旅館 発 |
13:20 | 福島エコクリート株式会社 着 ▶︎石炭灰混合材料製造事業の視察 |
14:20 | 福島エコクリート 発 ▶︎南相馬市・福島ロボットテストフィールドを車窓見学 ▶︎陸・海・空のロボットの一大研究開発拠点を視察 |
15:05 | 相馬市・そうまIHIグリーンエネルギーセンター 着 ▶︎水素を活用したCO2フリーの循環型地域社会づくりを視察 |
16:35 | そうまIHIグリーンエネルギーセンター 発 |
17:05 | 伊達市・道の駅 伊達の郷りょうぜん 着 ▶︎休憩 |
17:20 | 伊達の郷りょうぜん 発 |
18:00 | 福島駅 着 |
- 郡山市・国立研究開発法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所
2014年4月に開所。再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し、発信するための拠点。世界に開かれた研究開発の推進と新しい産業の集積を通した復興への貢献を使命とし、世界のイノベーションハブを目指す。
- 川内村・株式会社リセラ
スポーツウェアや医療関連商品の製造を行う岡山県の企業。震災後、復興に貢献するため川内村に工場を設置。女性を中心とした雇用の創出や『川内ブランド」の創造・発信を行っている。
- 大熊町・中間貯蔵工事情報センター
除去土壌等の中間貯蔵施設に関する工事の進捗や安全への取り組み状況を発信する情報センター。中間貯蔵施設が立地する大熊・双葉両町の歴史や文化、復興への取り組みなども映像で紹介している。
- 富岡町・JAEA 廃炉国際共同研究センター
国内外の英知を結集し、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発及び人材育成に係る取組を加速するための施設。国内外の大学、研究機関、産業界等の人材が交流できるネットワークを形成しつつ、産学官による研究開発と人材育成を一体的に進める体制を構築して、廃止措置を推進している。
- 浪江町・NPO法人 Jin
浪江町で高齢者や障害児者対象のデイサービス事業を行う法人。震災後、花卉栽培にも着手。ブランド化を図って、農業で生活が成り立つ経営モデルを完成させることで、町の将来を担う若者の呼び戻しも策する。
- 南相馬市・福島エコクリート株式会社
福島県内の石炭火力発電所から発生する石炭灰を主原料とした混合材料を製造する企業。地元産業の副産物のリサイクルを進め、復興事業に土木資材を供給するとともに、新たな雇用の創出も図る。
- 南相馬市・福島ロボットテストフィールド
陸海空フィールドロボットの研究開発・実証試験・性能評価・操作訓練が行える、世界に類を見ない一大研究開発拠点。
- 相馬市・そうまIHIグリーンエネルギーセンター
相馬市と(株)IHIが立ち上げた、再生可能エネルギーの地域内での有効活用を実践し、将来の水素社会構築に向けた実証研究を行う施設。再エネの地産地消によるエネルギー循環型社会を目指す、スマートコミュニティの推進拠点。
その他の関連施設・周辺スポット
- 石油資源開発株式会社 相馬事業所 相馬LNG基地
相馬港に液化天然ガス(LNG)を貯めて届ける「相馬LNG基地」を建設した。液体のLNGは船やローリー車で、気体に戻した天然ガスはパイプラインネットワークを通じて、相馬から東北の各地、北海道苫小牧へ送り届ける。
LNGタンク:海外から受け入れたLNGを貯蔵する直径約90m、高さ約60m、容量23万KLの巨大なLNGタンク。大型ジェット機を2機重ねて入るサイズ。外航船・内航船バース:LNGを運ぶ船を受け入れる桟橋。海外から日本へ来る大型の外航船と、国内の基地から基地へ運ぶ内航船がある。LNGローリー出荷施設:LNGを液体のままLNGローリー車へ積み込むための設備。パインプラインが整備されていない地域には、車や鉄道を使ってLNGを届けている。気化器:液体のLNGを温めて気体の天然ガスに戻す設備。発電所からでる温排水や天然ガスを燃やして温めた水の熱を利用している。 - 水産資源研究所
東日本大震災と原発事故で大きな被害を受けた福島県の沿岸漁業の再生を目指す施設。県内で生まれた稚魚を育てて海に放流するなど、さまざまな研究を行っている。
- ・魚類棟:ホシガレイなど、海の生き物について試験研究を行う施設。
- ・ヒラメ・アユ稚魚飼育棟:ヒラメ(100万尾規模)やアユ(300万尾規模)の子どもをつくり育てる施設。
- ・アワビ飼育池:アワビ(100万個規模)の子どもをつくり育てる施設。
・閉鎖循環式水槽実験棟:閉ざされた環境で水などを循環させて魚たちを飼育する研究を行っている。
- 福島県農業総合センター 浜地域研究所
浜通り地方の農業を盛んにするための施設。福島県のオリジナル水稲品種を育てたり、栽培しやすい稲や麦の品種を選んだりしている。また、安全で高品質、効率的な生産技術を生み出したり、気候に合った野菜や花きなどの育て方などを研究している。 稲の新しい品種を生み出す際、寒さや病気への強さを調べるために、わざと気温の低い環境や病気になりやすい状況をつくる施設「水稲特性検定施設」。
浜通り地方の農業を盛んにするための施設。福島県のオリジナル水稲品種を育てたり、栽培しやすい稲や麦の品種を選んだりしている。また、安全で高品質、効率的な生産技術を生み出したり、気候に合った野菜や花きなどの育て方などを研究している。 稲の新しい品種を生み出す際、寒さや病気への強さを調べるために、わざと気温の低い環境や病気になりやすい状況をつくる施設「水稲特性検定施設」。
- 新地町海釣り公園
相馬港5号埠頭に位置する町営のフィッシングスポット。東日本大震災で大きな被害を受け、しばらく休園していたが、2019年4月に8年ぶりに再オープンを果たした。近くにある相馬共同火力発電所の温排水が釣りデッキの下から流れ出る仕組みのおかげで、種類豊富な魚たちが集まる人気の釣り場となっている。2019年 度ツアー視察先の一つ。
- セデッテかしま
地域の情報発信や地域活性化を目的として、常磐自動車道南相馬鹿島サービスエリアと併設する形で2015年4月にオープンした施設。「セデッテ」とは、相馬地方の方言で「連れてって」という意味。常磐自動車道だけでなく一般道からも利用でき、食事や地元の物産のお買い物に便利。館内には、相馬地方の夏の伝統行事「相馬野馬追」のオブジェも展示している。
- 福島ロボットテストフィールド
ロボットを、実際に使われる場所と同じ環境で実験できる世界的にもめずらしい施設。橋やトンネルなどの点検、物流、災害時などに役立つドローンや災害対応ロボット、自動運転ロボット、水中探査ロボットなど、陸・海・空のロボットを試験できる。
ドローンの実験が行える「無人航空機エリア」には、長さ500mの「滑走路」や、ネットに囲まれた「緩衝ネット付飛行場」がある。橋やプラント、トンネルなどの点検や、災害時に活躍するロボットを実験できる「インフラ点検・災害対応エリア」。長さ50mのトンネルや、自動走行の実験もできる市街地フィールドなどがある。水中ロボットを実験できる「水中・水上ロボットエリア」には、災害時の水没した街を再現した場所や、水の中でロボットを動かせる「屋内水槽試験棟」がある。企業や大学などへ貸し出す研究室や、いろんな加工や測定の機器がある「開発基盤エリア」。ラウンジもある。 - 福島県農業総合センター 浜地域農業再生研究センター
原発事故で避難が指示された区域において、地域の農業を再生するために設置された研究拠点。新しい技術の導入や放射性物質対策など、農家の皆様が安心して農業に取り組めるよう研究を行っている。
- 北泉海岸
福島県を代表するサーフポイントとして知られる海岸。震災後は海開きが見送られてきたが、2019年7月に再開。また、日本プロサーフィン連盟主催の大会も開かれた。
- 松月堂
「福島ロボットテストフィールド」とタイアップし、『相馬野馬追焼き』『ロボテス』の2種類の商品を開発した老舗菓子店。片面には地元の伝統行事「相馬野馬追」の騎馬武者、もう片面にはドローンがデザインされている。原町四ツ葉店をはじめとした市内3店舗で販売している。
- Odaka Micro Stand Bar 〜オムスビ〜
誰もが気軽に立ち寄れる居場所づくりを目指し、2018年6月にオープンしたカフェ。オダカ・マイクロ・スタンド・バーの頭文字 OMSBから、「オムスビ」の愛称で親しまれている。全国のロースターやコーヒーショップから仕入れた豆を使用し、1杯1杯ハンドドリップしたスペシャルティコーヒーを提供している。
- 双葉屋旅館
2016年7月に避難指示が解除された小高区で、いち早く営業を再開した双葉屋旅館。小高の街の再生のため、旅館業のほかに、アンテナショップの運営や駅前の花壇整備などさまざまなまちづくり活動に取り組んでいる。
- フルハウス
2015年に南相馬市へ移住した芥川賞作家の柳美里さんが、自宅を改装して2018年に開店したブックカフェ。2020年3月のリニューアルオープン後はスペースがより広くなり、訪れた人たちの交流の場として活用されている。
- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所
再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し、発信するため、産業技術総合研究所の新たな研究開発拠点として2014年4月に開所。世界に開かれた研究開発の推進と、新しい産業の集積を通した復興への貢献を使命とし、世界のイノベーションハブとなることを目指している。
- 復興交流館あぜりあ
東日本大震災と原発事故の影響で全村避難となった葛尾村の復興のシンボルとして建設された。村民の交流活動を支援し、休憩や村内の情報収集のために気軽に立ち寄ることのできる施設。館内には「かつらお物産展」と名付けられた物産コーナーがあり、葛尾村産の米を使った甘酒『ノマッシェ』や、特産のエゴマ油、伝統食の凍み餅、進出企業のニット製品などを購入できる。
- IT技術を導入した植物工場
高機能性・高付加価値特産作物の栽培体系確立を目指し、東北大学等がIT技術を導入した植物工場を復興交流館あぜりあの近くに開設。2018年度からマンゴー、バナナ、コーヒーなどの栽培に取り組み、2019年9月にマンゴーを初収穫した。将来的には、複数企業が連携して生産した作物の商品化や販売スキームの確立、特産品としての活用などが検討されている。
- 福島水素エネルギー研究フィールド
再生可能エネルギーである太陽光発電の電気を使って水素を作り、水素をエネルギーとして利用する研究をしている。製造した水素は、東京オリンピック・パラリンピックなどでも活用される予定。
水素製造も含めた施設で使われる主な電力源として、設置容量20MWの太陽光発電設備を備えている。奥の白い建屋の中には、水素製造用電力10MWの世界最大級の水電解装置があり、最大で1時間当たり約2,000N.の水素を製造できる。手前の黒い管理棟には、運用・監視システムがあり、施設全体を最適に運用し、水素製造や貯蔵の制御を行う。製造した水素は、約200気圧まで圧縮し、トレーラーなどで水素ステーションなどに供給される。 - 道の駅なみえ
2020年7月、浪江町役場の北側に、交流・情報発信拠点施設として「道の駅なみえ」がオープン予定。国道6号と国道114号が交差するアクセス良好な立地であり、浪江町の復興のシンボルとして期待が寄せられている。また、町民が集まる憩いの場として活用されるほか、町の魅力や観光情報を発信する役割も担っていく。
- NPO法人 Jin
浪江町で高齢者や障がい児者対象のデイサービス事業を行うNPO法人
Jinでは、震災後、花卉栽培にも着手した。高品質なトルコギキョウなどを栽培してブランド化を図り、浪江を「花のまち」として元気にしようと取り組んでいる。花卉栽培を通じた新たな経営モデルを完成させることで、町に雇用を生み出し、将来を担う若者や新規就農希望者へのPRになればと考えている。
- 東日本大震災・原子力災害伝承館
福島県では、災害の記録と記憶を国や世代を越えて伝えるとともに、復興に向けて力強く進む福島県の姿や、これまで国内外からいただいた御支援に対する感謝の思いを発信する「東日本大震災・原子力災害伝承館」の整備を進めている。(令和2年夏開館予定)
この伝承館はイノベ構想における情報発信拠点と位置づけられており、震災・原子力災害、復興に向けた取組を発信する展示に加え、フィールドワークやワークショップ等の研修プログラム等を実施 していく。「東日本大震災・原子力災害伝承館」の展示では、その資料(財産)を“教訓”として伝え、今なお続いている福島の復興の姿を記録しながら公開するという役割を果たし、未来へ向けたメッセージを発信していく。
- 日本原子力研究開発機構 大熊分析・研究センター
東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所(1F)事故によって発生した放射性廃棄物や燃料デブリの性状などを把握するための分析や研究を行う「放射性物質分析・研究施設」の整備を進めている。
- ・施設管理棟:居室、会議室、ワークショップなどから構成され、第1棟、第2棟の円滑な設計、建設及び運用に資する施設。
- ・第1棟(建設中):低・中線量のガレキ類、焼却灰、水処理二次廃棄物などの分析を行う施設。
- ・第2棟(詳細設計中):燃料デブリなど、高線量の放射性物質の分析を行う施設。
- 中間貯蔵工事情報センター
除染により発生した除去土壌などを最終処分するまでの間、安全かつ集中的に貯蔵するための「中間貯蔵施設」に関する工事の進捗や、安全への取組状況を発信する情報センター。特に除去土壌などの輸送や施設整備工事について紹介しているほか、中間貯蔵施設が立地する大熊町・双葉町の歴史や文化、復興への取組などの映像もご覧いただける。
- 日本原子力研究開発機構 廃炉国際共同研究センター(CLADS)
東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所(1F)の廃炉のために、国内外の英知を集めて、燃料デブリの性状や炉内状況を把握するといった研究開発を行っている。
国際共同研究棟は、研究開発と人材育成の拠点。各種試験装置を設置した研究室をいくつも整備している。多目的試験棟は、1F事故当時、原子炉内はどのような状況で、どのように溶けていったかを解明するための制御棒ブレード破損試験装置などを設置している。
- JR常磐線 夜ノ森駅
2020年3月14日、夜ノ森駅を含む富岡一浪江間の運行が9年ぶりに再開され、JR常磐線が全線運行再開を果たした。駅舎のデザインは旧駅舎をモチーフとしながら橋上化し、大きな窓を設けた東西自由通路を設置。富岡町の復興と未来への象徴となる駅を目指す。
- 田ノ入工業団地 株式会社農 セントラルキッチン
川内村に造成中の田ノ入工業団地では、株式会社農(みのり)のセントラルキッチンがオープンする予定。川内産の野菜などを使用した、カット野菜等の商品を製造する。
- とみおかワイン葡萄栽培クラブ
富岡町醸造用ブドウの試験栽培に取り組むため、2016年に設立されたクラブ。まちづくりの一環としてワイン産業の創出を目指している。現在、小浜地区と下千里地区にブドウ畑があり、赤・白のワイン用に10品種のブドウが植えられている。2019年秋に収穫したブドウは山梨で醸造され、2020年に初の「とみおかワイン」が完成した。同年4月には富岡駅前にも届場が拡がる。
- 富岡ホテル
JR常磐線 富岡駅から徒歩約1分のビジネスホテル。福島県産食材と田舎の味にこだわった食事など、ほっとするおもてなしに出会える。
- リプルンふくしま
2018年8月に開館した、特定廃棄物埋立処分事業の情報館。放射性物質に汚染された廃棄物の埋立処分について分かりやすく学べる体験型の施設。ARやプロジェクションウォールを用いた展示、処分場見学、モニタリング体験などの企画を通じて、事業の進捗状況などを公開している。
- 道の駅ならは
2001年にオープンした、温泉保養施設併設の道の駅。東日本大震災後に長期休館となり、双葉警察署の臨時庁舎として使用されていた。2019年4月に一部営業を再開し、現在は休憩や食事、買い物や温泉利用など、思い思いに過ごせる憩いの場となっている。また、楢葉町カントリーエレベーターから出荷された楢葉産の米「楢葉う米(まい)」も販売している。
- 日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)
東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所(1F)の廃炉作業に必要なロボットなどの開発や実証試験を行うことができる施設。また、一般のロボット開発試験やそれらを扱う人材の育成、講演会や会議室などの利用も可能。
バーチャルリアリティシステムは、VR(仮想現実)技術を用いて、まるで1F原子炉建屋内にいる感覚を体験できるシステム。作業訓練などに利用できる。ロボット試験用水槽は、水中ロボットの実証試験に必要な水中環境を模擬する円筒形水槽。モックアップ階段は、1F原子炉建屋内のいろいろな階段を再現してロボットの操作を練習することができる。モーションキャプチャは、広い空間でドローン及びロボット等の動きを数値で計測することができる。 - Jヴィレッジ
サッカーをはじめとするスポーツを中心にさまざまな用途で利用できる。サッカーやラグビーなどのスポーツ利用のほか、仕事での会議研修施設や、一般の方の宿泊施設、レストランのみでも利用できる。
日本代表も使用するグラウンドで、一般のチームも利用できます。天然芝が8面、人工芝が3面ある。ホテル棟はスポーツチームの合宿や一般の方の宿泊もできる部屋がそろっている。(フォールスルーム、ツインルーム、シングルルーム)会議・研修室等は大小さまざまなタイプの部屋を用意。10名程度の会議から200名超の講演会などでも利用できる。レストランは、福島県産の食材にこだわったメニューで、和食は6品から、洋食は3つのコースから選べる。団体向けに松花堂スタイルのお膳もある。 - JR常磐線 Jヴィレッジ駅
2019年4月、ナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」の近くに臨時駅として開業。平成最後に開業した鉄道駅としても注目を集めた。2020年3月から常設駅となっている。
- 石炭ガス化複合発電(IGCC)
いわき市と広野町で、石炭ガス化複合発電(IGCC)についての高効率(54.3万kW級)な発電設備を、それぞれ1基ずつ(勿来IGCCパワー合同会社、広野IGCCパワー合同会社)整備している。IGCCは従来の石炭火力発電よりも発電効率が高く、燃料使用量や二酸化炭素排出量を抑えることが見込まれている。
- 福島県水産海洋研究センター
福島県沖は、親潮と黒潮が交わる「潮目の海」と呼ばれている。黒潮と親潮に生息する魚も獲れる豊かな漁場。その豊かな漁場で獲れた水産物は「常磐もの」と呼ばれ市場でも高い評価を得ている。 福島県水産海洋研究センターは、その前身である福島県水産試験場が明治35年にいわき市小名浜地区に開設されて以来、福島県沖合などの魚介類の調査・研究を進めている。 福島県水産海洋研究センターでは、センターが取り組んでいる調査や研究を通じ、本県の水産業や豊かな海の現状、放射線モニタリングなどを紹介する「公開講座」を実施している。 令和元年7月オープンの新しい庁舎見学と合わせることも可能。
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(サテライトオフィス) - ▶イノベ地域に企業進出
その他の展開
- コンベンション・会議などの開催
- ▶大会の現地開催の検討
- 様々な形での福島への関与
- ▶国内外への情報の発信
- ▶イベント等での福島のPR