福島イノベーション・コースト構想

福島イノベ機構の概要

ご挨拶

福島イノベーション・コースト構想は、復興の切り札となる国家プロジェクトであり、浜通り地域等の新たな産業基盤の構築を目指しています。当機構は、福島イノベーション・コースト構想を推進していく中核的な機関として活動していきます。

当機構として、特に力を入れていきたいことが3点あります。1つ目は、「情報発信」です。福島イノベーション・コースト構想について、浜通り地域等を中心とする県民の皆様によく知っていただくとともに、福島ロボットテストフィールドなどの研究開発拠点を核に産業集積を実現すべく、全国各地及び世界への情報発信に取り組んでいきます。

2つ目は、「地元への経済効果」です。地元企業が福島イノベーション・コースト構想による経済効果を実感できることが重要です。浜通り地域等には、技術力があり、ポテンシャルを秘めている企業が多数存在しています。また、イノベーションは、必ずしもハイテクだけではなく、様々な技術の組み合わせからも生まれています。当機構が地元企業の更なる技術力の向上やイノベーションの創出をサポートし、進出してきた企業とのビジネスの拡大などにつなげ、地元への裾野の広い経済効果の実現を目指していきます。

3つ目は、「人材育成」です。浜通り地域等の子供たちが、福島イノベーション・コースト構想に希望を抱き、構想の将来を担って世界に羽ばたくエンジニア、トップリーダーとして活躍することを目指して、小中学生、高校生などを含めた地域における教育や人材育成の強化にも取り組んでいきます。

甚大な被害を受けた福島県だからこそ得られる知見を生かし、国・県・地元自治体や関係機関と連携して、イノベーションをはぐくみ、日本、さらには世界に先駆けた取り組みを発信していけるよう精一杯取り組んでまいります。

2018年10月

理事長 斎藤 保
理事長
斎藤 保

機構概要

公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構設立の趣旨

福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想(以下「構想」という。)は、原子力災害により産業基盤や雇用が失われた福島県浜通り地域等において、復興に不可欠な廃炉の推進を始め、ロボット開発・実証拠点や国際産学連携拠点(情報発信拠点(アーカイブ拠点)施設を含む。)の整備等によるロボットやエネルギー関連産業等の新産業の創出と関連産業の集積、先端技術等を導入した農林水産業の再生、さらには、人材育成や研究者等の定着、住民帰還の促進につながるような周辺環境整備等を進め、世界の人々が瞠目する地域再生を目指すものです。  構想が打ち出されて以降、楢葉遠隔技術開発センターや廃炉環境国際共同研究センター国際共同研究棟の本格稼働を始め、大熊分析・研究センター、福島ロボットテストフィールド及び国際産学官共同利用施設、情報発信拠点(アーカイブ拠点)施設の整備が本格化しています。さらに、平成29年5月には改正福島復興再生特別措置法が公布・施行され、構想の推進が名実ともに国家プロジェクトとして位置付けられました。
「公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構」は、構想推進の中核となる法人として、福島県によって平成29年7月25日に設立されたところであり、今後は県と連携しながら、拠点を核とする各種プロジェクトを始めとした構想の具体化を進め、東日本大震災及び原子力災害等により産業基盤が失われた浜通り地域等の復興及び再生、さらには福島県の社会経済の発展に寄与するよう取り組んでまいります。

理念及び行動指針

理念及び行動指針

定款等

役員及び評議員、参与

組織一覧

事業計画・収支予算・事業報告・収支決算・監査報告

アクセス

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