福島イノベーション・コースト構想とは
「福島イノベーション・コースト構想」(イノベ構想)とは、2011年の東日本大震災および原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業回復のために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトです。
6つの重点分野を位置づけ、福島ロボットテストフィールド等の拠点整備を含めた主要プロジェクトの具体化に加え、産業実績の実現、教育・人材育成、交流人口の拡大などに向けた取り組むを進めています。
イノベ構想 重点分野
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廃炉
国内外の英知を
集結した技術開発 -
ロボット・ドローン
福島ロボットテストフィールドを
中核にロボット産業を集積 -
エネルギー・環境・リサイクル
先進的な再生可能エネルギー・
リサイクル技術の確立 -
農林水産業
ICTやロボット技術等を
活用した農林水産業の再生 -
医療関連
技術開発支援を通じ
企業の販路を開拓 -
航空宇宙
「空飛ぶクルマ」の実証や
関連企業を誘致
イノベ構想の実現に向けた取組
福島イノベーション・コースト構想推進機構(福島イノベ機構)では、以下の5本柱で、福島県からの受託・補助事業を中心にソフト面の取組を展開してます。
産業集積
企業誘致、地域内外企業のマッチング、新たな製品開発等への支援を推進しています。
教育・人材育成
福島県浜通り地域等の未来を担う若い力を育てるべく、教育委機関と連携した人材育成を推進しています。
交流人口の拡大
企業や人材を呼び込み、地域と連携して新たな魅力を想像し、イノベ構想に共感する人々の輪を広げています。
ふくしま12市町村移住支援センターの運営
福島県浜通り地域の12市町村の移住施策の支援と移住・安定の促進に向けた課題解決に取組んでいます。
情報発信
イノベ構想の認知度を向上させ、参画を促進するための様々な情報発信を行っています。
拠点施設の管理運営
イノベ構想の各拠点(福島ロボットテストフィールド、東日本大震災・原子力災害伝承館)を運営し、利活用について福島県内外にPRしています。