令和６年９月１５日（日）、ビジネスアイデアコンテスト「イノベのたまご2024」最終審査会（イノベーション創出プラットフォーム事業（fukushima Tech Create）を開催し、ファイナリスト８名が新しいビジネスへの挑戦やビジネスアイデアのプレゼンテーションを行いました。

若者と女性に焦点を当てた本コンテストは、昨年度から開始した取り組みで、最年少は中学生の参加になる等、福島の未来を創っていこうと積極果敢にチャレンジする若者や女性の姿が印象的でした。

最優秀賞の受賞者２名は、2025年1月、スタートアップの視察や現地学生等との交流等を目的としたシンガポールへの海外派遣が予定されている他、来年度のFTC支援プログラムへ応募された際、審査で加点の特典も付与されます。

また、イノベ機構インキュベーション賞を受賞された3名には、事業構想をよりブラッシュアップする伴走支援プログラムの参加権が授与されました。

ファイナリストの審査会に駆けつけていただいた関係者の皆さま、温かい応援もありがとうございました。

＜＜参加者の声＞＞

・このような機会を通じ、はじめて福島県の浜通りの現状を知ることができ、とても貴重な体験でした。今後は周囲と協力して関わっていきたいと思いました。

・こうした場でビジネスアイデアについて意見交換する機会をいただいたことに感謝いたします。

・このコンテストに参加するために、事前に理解を深めようと、福島県浜通りを色々見て回りました。まだまだ復興の途中であり、自分ができることがたくさんあることを感じ応募しました。引き続きチャレンジしたいと思います。

■若年層ビジネスアイデア部門　最優秀賞・海外派遣賞　佐々木  康生  様

テーマ：「福島県産オリゴ糖が未来を創る 」

■女性起業家ビジネスアイデア部門　最優秀賞・海外派遣賞　伊藤 里美  様

テーマ：「がん患者向けアロマテラピープラットフォーム 」

■イノベ機構インキュベーション賞

菅原 由騎 様

テーマ：「植生浮島技術を活用したロハスな農業展開  」

中嶋 啓太 様

テーマ：「福島県いわき市湯本温泉を活用した赤ちゃんでも使える化粧品 LEA  」

山口 岳人 様

テーマ：「若年層への早期教育による防災意識の恒常化と安全性の高い街づくりの実現  」

　■敢闘賞

町田 絆 様

テーマ：「日本の農業を救う!遠隔潅水システムを革新! ~低価格で時間と労力を削減~ 」

熊田 舞弥 様

テーマ：「福島県産パックごはんを使ったUターン人材増加プロジェクト」

田中 夕凪 様

テーマ：「女性の力で未来を築く!福島から始まるインフラエンジニア育成プロジェクト 技術と多様性の力でイノベ地域を支える新しいエンジニア育成のカタチ 」

１　開催概要

令和６年９月１５日（日）１２時４０分～１７時１０分

２　会場

東日本大震災・原子力災害伝承館（双葉町）

３　内容

・プレゼンテーション（第１部）

　若年層ビジネスアイデア部門

・プレゼンテーション（第２部）

　女性起業家ビジネスアイデア部門

・表彰式

・交流会

４　審査会審査委員

     蘆田　和也　委員長　（公財）福島イノベーション・コースト構想推進機構　事務局長

     髙橋　裕一　委員　  　福島県　商工労働部　産業振興課長

     鷲谷　恭子　委員　  　株式会社ケイリーパートナーズ代表取締役／ＣＯＯ

     菅波　香織　委員 　　 いわき法律事務所　弁護士

     宮部　德昭　委員　　  中小企業基盤整備機構　東北支部　中小企業アドバイザー

     宗像　鉄雄　委員      　福島大学　共生システム理工学類　付属水素エネルギー総合研究所　所長／教授

     齊藤　良太　委員　　  株式会社Wasshoi Lab　代表取締役社長

５　イノベのたまご２０２４　最終審査会ファイナリスト　

6　応募者の状況

（１）応募者数　１９件

（ファイナリスト　８件（若年層ビジネスアイデア部門５件、女性起業家ビジネスアイデア部門３件））

（２）各賞

•  最優秀賞　　　　　　　　　　　　２名（各部門１名）
•  イノベ機構インキュベーション賞　　  ３名
•  敢闘賞　　　　　　　　　　　　　３名

【最優秀賞者の特典】

　・海外派遣（シンガポール）

　・FTC 支援プログラムエントリー時の加点（次年度）

※皆様、多数のご応募をいただきどうもありがとうございました。