【活動報告】9月20日「”先端技術に触れる!”福島浜通り企業との交流会」を開催しました
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2024年9月20日(金)に、県内や近隣地域の大学生等を対象とした「”先端技術に触れる!” 福島浜通り企業との交流会」を開催いたしました。
本イベントは、学生が浜通り地域の企業へ興味を持ち、インターンシップ先や就職先の候補の1つとして考えてもらう機会とすると同時に、浜通り地域の企業が学生に対する情報発信をしていくための場として開催いたしました。
会津大学、福島大学から学生9名、職員2名にご参加いただき、普段見ることのできない施設・工場の見学や企業担当者との座談会を行いました。
南相馬市や大熊町、川俣町に拠点を持つ、次世代モビリティ、ロケット、半導体、農業分野の企業4社にご協力いただきました。
〇スケジュール
11:00~12:00 福島ロボットテストフィールド 施設見学【南相馬市】
12:50~15:10 南相馬市産業創造センターにて企業説明・座談会【南相馬市】
(Zip Infrastructure株式会社、インターステラテクノロジズ株式会社、大熊ダイヤモンドデバイス株式会社)
16:30~17:30 ベルグ福島株式会社 育苗施設見学【川俣町】
〇福島ロボットテストフィールド見学
福島ロボットテストフィールドの職員より施設紹介の説明を受けたり、紹介動画を視聴した上で、研究棟にある管制塔や屋上、入居企業の展示の見学を行いました。
今回初めて施設を見学した参加者からは、「福島でこれほど大規模な実験施設があることに驚いた」、「入口前のロボットやドローンの展示が興味深かった」といった声が聞かれました。
〇企業説明・座談会
南相馬市産業創造センターにて3社の担当者より、企業や事業の紹介を行いました。
その後、3つのグループに分かれ、各社ごとに座談会を行いました。
Zip Infrastructure様では、工場区画にて開発中のロープウェイ「Zippar」を見ながら、技術の詳細や開発の裏話、南相馬での実証実験についてお話いただきました。
インターステラテクノロジズ様からは、技術から仕事内容、ロケット開発の苦労について、学生からのご質問にお答えいただきました。
大熊ダイヤモンドデバイス様からは、事業に関することから、ご自身の教員という立場も踏まえた学生時代に力を入れるべきことまで、ユーモアも交えてお話いただきました。
参加者からは、「これから発展していくのを見ていきたい」(Zip Infrastructure様)、「企業の目的を達成するには全体志向が大切なことが学べた」(インターステラテクノロジズ様)、「担当者の方が非常にユーモアがありながらも、人生の道標を示して下さった」(大熊ダイヤモンドデバイス様)といった声が聞かれました。
〇ベルグ福島様見学
ベルグ福島様では育苗施設やハウスにて、蒔種や接ぎ木から各生育段階、出荷に至るまで苗の一連の生産工程を見学させていただきました。
また、接ぎ木の作業の実演や、研究開発を進めている植物ワクチンの保管施設も見させていただき、各工程にて参加者からの質問にお答えいただきました。
参加者からは、「最先端の農業に触れて、福島の魅力をさらに感じることができた」、「植物ワクチンはとても画期的で魅力的に感じた」といった声が聞かれました。