【活動報告】令和6年度 第11回双葉郡ふるさと創造学サミット開催
- 教育・人材育成
- 事業レポート
11月30日(土)福島県立ふたば未来学園にて、双葉郡8町村内の小・中・義務教育・高等・支援学校17校、約500名の児童、生徒が集結し、町村や校種を越えた地域のつながりを深めることを目的に「双葉郡ふるさと創造学サミット」が開催されました!
◆「ふるさと創造学サミット」開幕
オープニング・セレモニーはふたば生徒会連合が進行を担当。
開会の言葉では「ふるさと創造学サミットのスローガン『伝えあい、つながって、広がる ふるさとふたばの学び』のもと、今まで学習してきたことを堂々と発表し、町村を越えて学び合い、視野を広げましょう」と力強いメッセージが伝えられました。
続いて、来賓の輿水恵一復興副大臣からは「東日本大震災から13年が経過し、各地域で着実に復興は進んでいる。しかし、さまざまな課題がまだまだある。双葉郡の復興、再生は、皆さんの心にある夢と希望が実を結んでいく。自分を信じて前に進んで欲しい。双葉郡の仲間と連携し協力し合って地域の未来を創造して欲しい」
武部新文部科学副大臣からは「豊かな感性を持ち、地域の課題に向き合い、地域の良さを発信するこの活動は、地域の活力になり、未来を創造し社会を変革する力に繋がっていく。これまでの取組に自信を持って、自身の未来を切り開いて進んで欲しい」と熱いエールが送られました。


◆500人の「じゃんけん列車」で大盛り上がり!
生徒会連合によるお楽しみ企画として行われた「じゃんけん列車」では、学校対抗戦が白熱!それぞれのじゃんけん現場から勝利の雄叫びが響きました。音楽に合わせて移動しながら、じゃんけん勝負でチームをどんどんつなげていくこのゲーム。最後に残った3チームは会場から拍手喝采を浴びながら学校名と氏名、サミットへの意気込みを発表しました!







ゲームの後には、会場全体で「かけ声」を実施。
生徒会連合のリーダーが「サミットがんばるぞー!」と呼びかけると、参加者全員が「オー!!」と力強く応え、一体感あふれるスタートとなりました。


この盛り上がりのまま、いよいよ各セッション会場へ向かいます!
◆学びのセッションで深まる交流
各セッションでは、30分間の持ち時間の中で①「メッセージをしっかり伝える、じっくり聴く」パートと、②「互いに考え、つながり、学びを広げる」パートの2つを含めながら自由な形式で実施されました!
メッセージを伝える側と受け取る側のどちらも、主体的に参加し「学びあい」を充実させる。②の学びを広げるパートでは、小グループでの対話を基本としながら、テーマ、スタイル、進め方等を含め、各校が検討し、実施する。という考えのもと、発表内容も形式も学校ごとに多彩で、児童・生徒たちの創造力が光る場面がたくさんありました。11か所の会場で32回のセッションが行われ、最後にはふたば未来高校によるセッションを全員が見る形で締めくくられました。
それぞれのメッセージを通じてお互いを理解し合い、新しい発見やつながりが生まれる充実した時間となりました。















◆感動と学びで幕を閉じた「ふるさと創造学サミット」
クロージング・セレモニーは、ふたば生徒会連合が進行を担当し、参加した児童、生徒たちの感想が次々と共有されました。
「緊張したが、自分にとっていい経験になった」「自分の学習に活かせることを多く学べた」「初めて参加したが、双葉郡の知らなかったことを多く学べた」「来年は自分たちが発表するので活かしたい」「地域の特色や魅力を感じた」「知らない人と交流して、最初は緊張したが、楽しかったので来年も参加したい」「各学校の取組に感心することが多かった」「今後の探究に活かせそう」「自分の考えを深められる経験になった」
など、感想は尽きず、時間が足りないほどの充実ぶりでした。






閉会の言葉では「今回のサミットで各町村の魅力やその発信方法について学ぶことができた。来年の学習に活かしたい。色々な町や学校の特色を知ることができてよかった」と充実感あふれるメッセージが伝えらえました。


最後は参加者全員での記念撮影。地域を超えて深まったつながりと多くの学びを得て、今年度のサミットは幕を閉じました。
