株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー
『南相馬から世界へ』
〜飛行艇型ドローンはじめ今までにない航空宇宙技術であらゆる可能性に挑戦する〜
「テクノロジーで世界を驚かせる」
代表取締役CEO
金田政太さん
貴社の事業について教えてください
航空宇宙技術をコアとしたテクノロジーカンパニーです。ドローンを始め成層圏まで飛ぶ高高度気球や人工衛星まで、空を飛んでいるようなロボットは全部扱うような会社です。いまは、航空宇宙技術の中でも無人機ドローンにフォーカスを絞って開発しています。今我々が開発している飛行艇型ドローンに関しては、飛行するということははもちろんなんですけど、水の上を滑走するとかであったり、航行するという性能が求められます。専門家の方々にアドバイスをいただきながら試作と実験を早いサイクルで繰り返し、実現していくというアプローチをとっています。
なぜ水上の飛行艇型ドローンなのでしょうか?
最初は我々も一般的なマルチコプターの機体を扱っていたんですが、どうしても長い時間長い距離飛ぶことができないという課題がありました。そうした時に思いついたのは、飛行機型であったんですが、離着陸のときに滑走路まではいかないまでもかなり広い平らな場所が必要で、日本では非常に難しく、なかなか実用することができない事態になってしまうんですけれども、日本は幸いにも水域に恵まれているので、川であったり海であったり湖っていうところを使って発着できるような機体を作ったら、日本でも長い時間長い距離を飛べる固定翼型というのが普及できるんじゃないか、というアプローチで開発を始めました。一方で固定翼タイプの無人航空機だけでは国際的には性能の面でなかなか太刀打ちできないということもありまして、今までにないような技術を自分たちで作ることによってニーズはそんなに大きくないかもしれないけど確実にポジションがとれるような戦略を持ってやっています。
航空宇宙技術ってやはりグローバルなものだと思っています。どうしても世界でも戦えるようなものを作りたいっていう思いが強いのかなと。やはり、小さい頃から見たことがないものを見ることに興奮していたので、世界で誰もやったことがない、見たことがないものを自分たちで作りたいと思っています。
航空宇宙技術ってやはりグローバルなものだと思っています。どうしても世界でも戦えるようなものを作りたいっていう思いが強いのかなと。やはり、小さい頃から見たことがないものを見ることに興奮していたので、世界で誰もやったことがない、見たことがないものを自分たちで作りたいと思っています。
南相馬で研究開発をする良さを教えてください
実験のしやすさというのは抜群にいいと思っています。今、地元の製造業の方々と連携させてもらっています。そういうロボット産業の集積地を目指しているので、ロボットの開発経験を持っている企業が多いので、そういう人たちは非常に頼みやすいです。こちらで実験しているときに見にきてもらって、実際に作っているものが飛んだりしているところを見てもらえるのは、非常にメリットだと考えています。ここ南相馬だと本当にロボットが地域に溶け込んでいるというか至るところで実証実験をやっているのが魅力だと思います。自分たちの機体だけでなく、いろんな会社さんが作っている新しい技術であったり、新しいロボットに常日頃から触れることが出来るというのは、すごく刺激になると思います。南相馬でロボット開発することはお勧めします。見たことがないものが飛んでいたり動いていたりするとすごい楽しいなと思います。今までにない航空宇宙技術を使って世界を驚かせるようなことをしていきたいと考えています。
株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー
所在地 | 本社 東京都大田区西嶺町22-17 |
---|---|
ウェブサイト | http://www.selab.jp |